PR掲載中最新コミック
ライムライト・レモネードジャム

 

彼の任務完了を見届けた松谷が、最も危険だと思われる道の駅駐車場にもついて行く覚悟はできていると伝えると、彼は輝くような笑顔で感謝し、受け入れた。

 

その傍で紗月は、恨めしそうに松谷たちが持っている銃火器をチラ見した。

 

彼が一応、ホテルに寄って戦力を補充していくというと、松谷たちは訳知り顔で笑い声をあげ、もう個人的な任務があることは分かっていると指摘した。

 

彼も恥ずかしそうに素直に認め、自分から紗月に白状した。

 

ホテルに着いたらバスに乗り、一足先に脱出しろと。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

秋保を脱出できると聞かされても、ひたすら守られる存在でしかないのを思い知った紗月は全く喜べなかった。

 

元々、スナイパー殲滅作戦で紗月に求められていることなどなかったのだ。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

 

その時、今度はらぎ姉から連絡が来た。

 

 

ホテルにいる山田によれば、新しい保菌者が一体逃げ出したという。

 

保菌者に変異したそれは瞬時に状況を理解したようで、どういった性質なのかは分からないが、圧倒的な跳躍力で逃走したのだった。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

見た目の特徴は長い手足に巨体、ぎょろぎょろと動く目玉に甲高い鳴き声、そして驚異の跳躍力を可能にしている発達した右足。

 

 

 

彼がその報告を受けている頃、神父フランシスが祈りを捧げている建物の屋根がいきなり吹き飛んだ。

 

そして神父は、隣の部屋で化物に食われている人間の断末魔の叫びを聞いた。

 

 

破壊と殺戮をした化物は神父に構わず、またどこかへと飛んでいき、とても大きな着地音を響かせた。

 

期せずして逃げ出すチャンスを得たフランシスは神に感謝し、一先ず森の中に姿を消した。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

感想

インフェクション144話145話でした。

人智を越え過ぎた犯人の能力から色々置いてけぼり感はしますが、彼のやりたいようにやる姿勢は嫌いじゃないです。

紗月の同行の意味は、きっと彼を覚醒させるため、傍にいることが重要だったんでしょうね。

インフェクションを読むならこちら

https://www.kuroneko0920.com/archives/61074