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68話

ラギーニ博士の元から戻った彼は、この中の誰かとメイティングしなければならないんだと思うと、どうも性的に見えてしょうがなく、何でもないようなことが恥ずかしく感じるようになってしまった。

 

 

絵画が飾られ、高そうな絨毯が敷かれたダイニングルーム。

 

一つのテーブルを囲み、アナスタシアを一番奥に、水原兄妹が脇を固めて順番に座り、一番手前のアナスタシアと向き合う席になったビンビンは、彼から遠い位置を取りあえず愚痴った。

終末のハーレム
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

そんなことよりも、もしかしたら死ぬかも知れない研究の危険さよりも、誰かとのメイティングに意識を奪われている彼は、特に絵理沙を軸に女性陣の顔をチラ見ばかりしていた。

 

 

まひるに言われて慌てて食事を口に運んでも、朱音には帰って来てからの様子がおかしいことを見抜かれていた。

 

適当な愛想笑いで疲れているんだろうと答えても、何かと察しのいいビンビンに、実験までに女を抱くよう博士に促されたのだろうと指摘されてしまう。

 

 

舞い降りた沈黙。

 

鋭い眼差しにごまかしきれなくなった彼は、全てを白状することにした。

終末のハーレム
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

彼の変化の理由を聞いたマリアは、男性ホルモンについて訊かれた意味を理解した。

 

ともあれ、彼がメイティングについていよいよ逃れられなくなった状況は朱音にとってラッキーなので、ワイングラスを傾けながら誰にするつもりなのか問い詰める。

 

彼が真っ赤になって相手の意思もごにょごにょとはっきりしないので、朱音はしたくない奴なんていないだろうと皆の意思を確認。

 

そこでさすがにまひるが否定すると、朱音は立ち上がってボトルから直接ワインを流し込み、他4人の意思を再確認した。

終末のハーレム
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

その時、まさかの翠が手を上げメイティング候補に立候補した

 

キラキラした目でまさかのロリビッチ発言だったが、まだメイティングが何をすることなのか理解していないようだった。

 

 

実質候補が5人に決定すると、さすがのアナスタシアも空気を読み、ビンビンが立ち上がって話し合いを提案。

 

同意した女性陣が席を立つと、彼はきっぱりガールズトークへの参加を拒否されたのだった。

 

 

 

部屋に戻った彼は、メイティングの先輩で唯一の男友達である火野に連絡し、現状を伝えた。

 

彼が同じ舞台に上がって来ようとしているのが嬉しい火野は、これでメイティングを拒む理由がなくなったし、クッソ気持ちいいぞと期待を煽った。

 

いよいよ彼の脱童貞が近づき、好奇心を刺激された火野は、どんな子たちが候補なんだと訊ねた。

 

 

彼はまず、龍造寺朱音について人となりを説明し始めた。

 

メイティング相手兼専属ナースとしてあてがわれた彼女との出会いは、確かシャワールームでの飲酒爆乳シーンが初だった。

そして、複雑な家庭事情が明るみになると共に、弱さと優しさにも触れる機会があった。

終末のハーレム
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

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