黒田マリアは天才児ちふゆの姉であり、常に白衣とキャミにパンツ一枚という軽い痴女でオタクで得意分野で饒舌になる、普段は吃音気味な妹思いのウブで可愛い子。
ルー・ビンビンは出会ったばかりだが、汗から桃の香りがするほど桃を食してきたピーチガールで、抱き心地の良さで言えば朱音に勝るとも劣らないポテンシャルを誇っている。

アナスタシアもまた出会って間もないが、やんごとない身分から放たれる高貴な色気は他の子にはないもので、ワインワカメ酒の大胆な誘惑は記憶に新しい。
そして橘絵理沙は結局最後に正妻ポジションに収まる幼馴染みで、彼が今までメイティングを拒否してきた最大の理由でもある。

改めて説明することで、相当レベルの高いイイ女の子たちに恵まれていることを思い知った彼。
聞いただけの火野もそう思いつつ、まだまひるを諦めていない一途な一面を見せた。
しかし、彼の表情が浮かないので察した火野は、一人残してきた美来が気になっているんだろうと指摘した。
彼が素直に肯定するので、寧々子に様子を見てもらっておくと伝え、励ましたのだった。
こうしてまた友情を育んだ二人が抱いた最大の疑問は、翠の年齢だった。
一方、ガールズトークは浴場で行われていた。
麗亜と露天風呂で一度ヤリあったことがある朱音は、真面目な話なら裸の付き合いが一番なのを知っていた。
そしてまたビンビンが切り出し、順番だけ決めて彼と二人きりになり、誰とヤルのかは彼に任せる方法を提案した。

アナスタシアはその方法では不公平が生じることを指摘した。
短い付き合いでも、彼が複数人とメイティングしないことが確信できたので、最初の方が有利だろうと言うと、朱音も同意した。

直後、何かを考えこんでいた絵理沙が口を開いた。
彼が浴場前の廊下で待ち伏せていると、タイミング良く最初に絵理沙が出て来てくれたので、真剣な顔で近づいて肩を掴み、自分の意思で決めた最初のメイティングはやっぱり他にいないと伝えようとした。
しかし絵理沙は全て聞かされる前に遮り、この童貞争奪戦に参加しないからと断ったのだった。
バスローブをギュッと掴み、目を伏せて搾り出したその言葉が本当にそうしたいからなのかは、まだ彼には分らなかった。
誘いを断られた彼は茫然として追いかけることもできず、立ち尽くした。
その時、ちょこんとシャツを抓んできたのは、珍しく髪をアップにした雰囲気の違う風呂上がりのマリアだった。

感想
終末のハーレム67話68話でした。
怜人がメイティングを済ませてワクチン開発にも成功したら、いよいよ終末感が薄くなってしまいますね。
まだまだ描き切れていないことが多いと思われる中、やはり美来の正体が最大の謎です。
https://www.kuroneko0920.com/archives/61832



































