女同士の裸の付き合い
たけるとまつりの出会いは大学2年の夏だった。
誰もがヤル相手を探しているようなサークルの合コンに参加したたけるが場に馴染めないでいると、同じく一人でいたまつりと目が合った。
そこで気が合ったわけじゃないが、流れで部屋に行き、そのまま男女の関係になった。

そこからどこか小バカにしてくるまつりに認められたいと思うようになったたけるは彼女にハマり、付き合いが長くなり、やがて就職先も彼女の意見を考慮している自分に気づき、いつか結婚するだろうなと感じた。
しかし今、結婚しようと言ってくれたまつりに別れ話を切り出していた。

凪のことには触れず、曖昧な理由を並べ立て、結婚してからでは遅いんだと強調する。
しかし、黙って聞いていたまつりはどこか嬉しそうな顔をしてから謝った。
ただ別れるつもりも結婚を諦めるつもりもなく、彼が人知れず悩んでいたことに対して気づかなかったことを謝り、女の怖さを知らしめた。
たけるがもう一度切り出そうとしたらしばいて黙らせ、別れるのは簡単じゃないんだと突きつけた。

その頃、石清水と会っていた凪。
お互いの価値観について議論を交わし、相容れない部分と愛情を感じていないことを改めて理解しながらも、よく分かっている同士だから、その精子を提供・受け取ろうとし始めた。

そして、勘違いし合っていたことに気づくたけると凪。
たけるの心境の変化が誰かからの影響だと見抜いたまつりは、女の勘を働かせて妊娠した同期と凪を結び付け、呼び出した。
裸の付き合いで始まる、探る女とごまかす女の駆け引き。

ころころ変わる女心と秋の空。
ただ凪が求める精子は、やはりたけるのが一番なのは変わらず…
感想
秋の鹿は笛に寄る2巻でした。
面白度☆6 割り切り度☆9
こんなプロジェクトが世間に知れたら大炎上でネット民の憂さ晴らしに使われまくるでしょうね。
更に、妊娠したくてもできない人たちにもここぞとばかりに噛みつかれるでしょう。
やはりたけるは単に、深層心理で刺激を欲していただけっぽく思えます。
































