悪人
全てをゲロった黒木はこれで解放してくれと懇願し、許しを請うた。
ただ自分の罪を告白しただけで許してもらえると思えるクズの願いなどもちろん受け入れられない。
しかしごねる間も、黒木はロープから手を抜こうとしてモジモジ動き続けていた。
まだ気づかない尚子は一先ず、もう必要ないと判断した野水のこめかみから刃を突き刺し、始末した。

ちょっとスケベ心を起こしただけの巨乳美少女は何が起こったのかよく分からないままこの世を去り、フックを無理やり引き抜かれ、自慢の乳房も抉れてしまった。
今更人殺しとクズに罵られようが気にもしない尚子は、野水にかけたワイヤーを外すと、それをドアに引っ掛けて新しく仕掛け直した。
ドアが開けば、今度はスパッと首が飛ぶ。
誰に殺されるか分からない、ドキドキな処刑システムだった。

その頃荒太は、動画の背景から見慣れた体育用具室だと見抜き、和也を連れて全速力で向かっていた。
まさかのスパッと断首に仕掛け直されたことで、黒木はとにかく許しを請うが、何を言ってもイジメを止めなかったと言い返されるとぐうの音も出なかった。
泣き、喚き、許しを請うてもいじめはエスカレートするばかり。
尚子から見れば、黒木たちこそ人の皮を被った悪魔だった。

そんな中、参加はせず傍観者だっただけの和也に希望を見出し、特別な感情を抱いたことまで口を滑らせた尚子。
かぼちゃの奥で頬を染めているのがありありと伝わってくる乙女の声色を察した黒木は、これは逃れられる唯一のチャンスだと思い、遠慮なく利用することにした。
悪魔であれば口から出まかせを吐き出すのも、一世一代の演技力を発揮して真に迫った笑いを上げるのも容易く、さも真実のように叫んだ。
イジメを言い出したのは、他ならぬ和也だと。

衝撃を受けた尚子は嘘だと言い返すものの、冷静さを欠いてしまう。
黒木の狙いに気づかないまま言い争っているうちに近づき、いつの間にか拘束から逃れていた手に掴まれてしまった。
まさかの反撃にここまで活躍してきた凶器を落とし、逆にワイヤーを手に絡めつけられた。
直後、到着した荒太がドアを開け、尚子の指が一気に切れ飛んだ。
期せずして悪魔二人の共同作業により、かつてのいじめが繰り出されたのだった。

まさかの大反撃を受け、重傷を負わされた尚子。
罪の意識なく、切れ散らかす荒太と黒木。
和也は愛した女を、今度は助けられるのか。
そして無慈悲なる結末が訪れ、人の醜さが蔓延り続けたまま全てが闇に葬られることになった。
しかし、正義の心を持った一人がそれを良しとせず、動き出した…
感想
パンプキンナイト3巻でした。
面白度☆9 胸糞悪度☆10
2巻から大分間が空いて、もしかしたら3巻で完結するかもと思っていたので、少なくても4巻は出るようなので楽しみです。
ここまでで3巻のおよそ35%くらいな感じなので、この後衝撃的な展開の連続で胸糞悪さたっぷりですが、和也と尚子の愛も垣間見れるので、もしかしたらキュンとできるかも知れません。
総じて、グロくて良かったです。




































