96話
ドキドキのランジェリーフィッティングを体験した後、待ちに待った修学旅行が始まった。
しかし双子の姉の心は京都や沖縄を期待していたのに、どこぞの山奥のロッジで過ごす林間学校みたいな行事に不満たらたらだった。
それもこれも、共学になりたてだから男女が協力しあうようにうんたらかんたらという、尤もらしい理由からだった。
真面目な委員長に注意されても心は一切乗り気になれず、先日のランジェリーショップトラブルの際に、双子入れ替わりを察して助けたのを持ち出し、さっそく弟の忠を脅して自分の荷物を運び入れさせた。
ともあれ男女で一つ屋根の下で寝食を共にするのだから何か起こりそうな気配が無きにしも非ずの中、一番気合が入っているのは、彼に嫌われまいと女子力を発揮しようと張り切っている栗栖先生その人。

エプロン姿を褒められていざ腕を振るおうと思ったのだが、食材は自分たちで山に採りに行かなければならないので、ジャージに着替えた。
ならばと、頼れる先生としてずんずん山に分け入り、生徒たちを先導し、山菜をたくさんゲットして彼の羨望の眼差しまでゲットしてやろうと張り切った。
結果、特に山に慣れているわけでもない先生は携帯圏外の可能性も頭になく、あっさり遭難。

100%の責任を感じて打ちひしがれているところに雨までパラついてきて、生徒が寒さを訴え出したので気を取り直し、まず一人で周囲を調べて帰り道か安全な避難場所を見つけようと思った。
しかしやはり山歩きに慣れていないせいで足を滑らせると、咄嗟に彼が助けようと手を伸ばし、二人して一緒に斜面を転げ落ちてしまう。
運よく大怪我するようなことはなかったが、先生はとても他の生徒に見せられるような体勢じゃなくなった。

器用に引っ掛かり過ぎている先生を助けるために彼はツルを引っ張るが難しく、一旦先生にずり上がってもらうことにした。
しかし先生もそう簡単にはいかずに少し上がれたものの勢いがついてずり落ち、チラ出しからモロ出しになってしまった。

勢いをつけた顔面騎乗になり、彼の口と陰部がフィット。
先生はもう恥ずかし過ぎてもがいて抜け出そうとするが、彼の口に擦りつけることになっただけでなく、木の上に絡みついていたツルが折れ、溜まっていた水が流れ出した。
うまく一筋の放水になった水は先生の敏感なところを直撃し、更に彼の鼻先まで加わってしまう。

自然にまんぐり返された先生は為すすべなくイカされてしまい、ビクつきで手が離れて背中から地面に落ちた。
それで何とか足が抜けてくれたのだが、ジャージが取り残されたほぼ裸になり、おっぴろげた全容を彼にきっちり見られてしまうのだった。

女子力どころか一番女子らしい部分を見せつけてしまった先生は、これも自分のために修学旅行を利用しようとした罰だと思い、トラブルに巻き込んだ生徒たちに謝った。
しかし女子陣はなんてことないように微笑みを返し、かつて自分たちがかけてもらった言葉を伝えたのだ。
先生に多大なる恩を感じているらしい女生徒たち。
果たして彼女たちの過去に、一体何があったのか…
感想
なんでここに先生が94話95話96話でした。
相変わらずの言葉足らずと思い込みでした。
それにしても、いつの間にかママになっていた立花先生が感慨深いです。
果たして、女子たちはどんな過去を共有しているのか…
https://www.kuroneko0920.com/archives/67123
https://www.kuroneko0920.com/archives/22658
































