
終末のハーレム76話77話
ネタバレ感想
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絵理沙から色々聞かされ、初メイティングもいたした怜人だったが、未だ美来が幼馴染みのクローンとは知らぬまま、元気でやっているのか気にかけていた。
体調を崩した絵理沙を残し、ロスアニアの研究所に戻った怜人は、いよいよ実験体になることに…
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76話
美来の人生の記憶はメディカルカプセルの中から始まった。
液体の中で薄っすら目を開けると、心配気に見つめている女性がいて、綺麗だなと思っていた。
絵理沙は自分の分身が超スピードで成長していく様子を見つめていた。
睡眠とメディカルカプセルの時間以外は、尽きることのない空腹感を埋めるためにせっせと食事を摂り、その間はずっと水原怜人の映像を見せられた。
未来の恋人、いつか彼の子供を産む。
そう研究スタッフから刷り込まれ続けた美来は、彼に興味を抱かざるを得なくなった。

鬼原たちは異常なスピードでの成長を心配しないでもなかったが、世界本部に悟られる前に計画を成功させなければならない以上、情に流されはしなかった。
絵理沙が耐え切れずに日本支部から離れた頃には、美来は裸を恥ずかしがるくらいの少女の身体に成長していた。

食事、調整、勉強、食事、調整、勉強の毎日。
施設の中しか世界を知らない美来は死んだ目で、カプセルから出るとそれしかないだろうとばかりに空腹を訴えた。
食事のお供は今日の怜人鑑賞。
知識を強引に刷り込まれるヘッドギアスタディ。
そしてまたカプセル調整。
いっぱしに彼氏でも作りそうな見た目にまで成長しても相変わらず自由はなく、強引な成長を促され、知識をぶちこまれの往復の日々。
さすがの技術長官も同情するほどの、健康で文化的な生活を全無視された人生。

臓器は既にズタボロだと分かっていても、怜人の子供を孕んで産んでもらうまで日本支部は設備投資を惜しまない覚悟だった。
そこで怜人や美来本人の意思がどこまで絡んでくるかは、未知数だというのに。
だが美来は毎日の鑑賞のせいか、彼に好意を感じ、彼のことばかり考え、好かれたい欲求、優しくされたい乙女心が芽生え始めていた。

生まれた時から許嫁がいる、昔ながらの時代錯誤な家に生まれた少女が、自分の未来を狭められているとは知らないまま、あまりに少ない与えられた情報の中から選び取ったかのような幸福感。
やがて見た目だけは順調に、絵理沙を上回るダイナマイトバディに成長した美来。
彼を欲情させる身体に仕上げられた美来は、数年で大人になったのだった。




































