第3話 夏闇
5人に気付いたニセが襲い掛かってきた。早希が槍で串刺しにされそうになる瞬間、守が呪力でニセを宙高く持ち上げた。バケネズミなら呪力を持っている人間に襲い掛かるなんて考えられない。つまり、それは呪力の存在を知らない外来種かも知れなかった。
とにかく舟に戻って立入禁止区域から出ようと意見がまとまる。その時、ニセが甲高い声で鳴き始めた。徐々に地響きが聞こえてきて、丘の上に同じバケネズミが大量に姿を現した。平静を失った守は力任せに呪力を使ってしまい、ニセを肉塊に変えてしまう。

守は森の中に逃げ込んでいった。4人も追うように森の中に駆け出していく。しかし、森の中は僅かな明かりが届くだけでとても暗かった。
呪力は目で見たものしか操れない。視力が役に立たない場所では、無敵の力ではなかった。
大量の矢が飛んでくるが、段違いの呪力レベルの瞬がそれを撥ね返していく。そして森一帯を陥没させ足止めする。
だがバケネズミは止まる気配が無かった。雄叫びを上げどこまでも追いかけてくる。やっと森を抜けたと思った瞬間、そこには待ち伏せしていたバケネズミの群れがいた。前から飛んでくる矢の雨。背後に迫るヤリを持ったニセ。しかし、矢はニセたちに射られていく。待ち伏せしたいたのは、早希が助けたバケネズミの仲間達だった。

第4話 暗闇の中の双眸
塩屋虻コロニーに匿われることになった5人。一先ず女王に挨拶することになり、案内されて行った先にいたのは、巨大な異形の生物だった。友好的なバケネズミに信頼を寄せていた気持ちが、その姿を見た瞬間、瞬く間に消えていった。

寝室に案内され二人になった途端、真理亜が服を脱いで迫ってきた。
キスをされ乳首を吸われ、落ち着いて今後のことを考えようと思っていた気持ちが、あっという間にピンク色に変わっていく。
今までになく積極的な真理亜は、事が終わると急にしおらしくなり始める。守を臆病だと嘲りながら、誰よりも臆病な自分を認めたくなくて、似ている守を傷つけてきた。それが今日の命がけの逃走でよく分かった。でも早希には嫌われたくなくて、体で繋がりを求めようとしたのだった。

でも、早希は大好きなところはいっぱいあるから大丈夫だと慰め、2回戦の主導権を握る。
感想
新世界より1巻でした。
面白度:☆8 アレンジ度:☆7
最初に読んだのは原作小説からでした。そのあと、漫画かアニメどっちだったかは覚えてないです。普段、殆ど近未来やファンタジー色が強いのにはハマらないんですが、これは相当おもしろかったのを覚えてます。ボリュームがあって読み応えもあるし、ミステリ要素も楽しめるし、冒険心もくすぐられました。
及川さんの絵はキレイで、エロ描写にも力を入れているので、ストーリー、キャラ、絵と満足できる作品です。
まだまだ序章の1巻。これから盛り上がっていきますのでお楽しみに。
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