首を斬らねば分かるまい・初S〇X
何も言い返せなかった幸乃助はすごすごと帰るしかなく、隙あらば女中に奉仕させている達臣に経緯を打ち明けた。

すると達臣は、幸乃助の目に女を求める情欲の光を見て取り、不夜城吉原に連れ出した。
親に売られた娘が春を売り、華やかなようでいて人の世の闇が凝縮された吉原。
沙夜が忌避したと思われる幸乃助のあまりの綺麗さを汚すため、戸惑いを隠せない弟に朝霧という新造をあてがった。
そして幸乃助は流されるまま、初めて勃起した勢いそのままに女体の中に突き入れ、未だかつてない快楽に容易く獣になったのだった。

朝になっても朝霧の中で怒張し続けているほど絶倫だった幸乃助は、寝言で沙夜の名を呼ぶほど彼女を求めていた。
もちろん朝霧は客の恋愛を受け止め、代わりに抱かれることで癒しを与えた。

そして幸乃助も、自分を男にしてくれた朝霧の身の上話を聞き、自分を売った父を今も大切に思っている健気さに心を動かした。
だから、吉原が深い闇に包まれた場所で朝霧のような女ばかりだと知っても何かしてやりたくなり、少しでも早く故郷に帰れるよう、宝物の万年筆をプレゼントし、身請けの品とした。
しかし、闇を持っているのは遊女の人生だけでなく、彼女たちを食い物にする経営側こそ闇であり獣そのものだった。
朝霧の父が客としてやって来て娘に欲情し、性欲のままに襲いかかったのだ。

朝霧は堪らず抵抗して傷を負わせてしまい、楼の掟で借金を倍にされ、身請けの話が立ち消えになった。
もちろん父親をけしかけたのは楼主だが、クズ親が待っている故郷に遊女が帰っても幸せになれる確率など微々たるものだと知っているからこその非情な手段であり、また金づるを囲い続けるためだった。
また幸乃助が会いに行くと、朝霧の目からはすっかり光が消えていた。
万年筆代がパアになって自暴自棄な風でありながらも、朝霧から仕掛けられては抗えない幸乃助は、ねっとりとした舌の気持ち良さに溺れていく。

そしてクンニ、手マンをしても全く濡れていない違和感を見過ごせず、何があったのか訊き出そうとした。

































