PR掲載中最新コミック

54話

パピコは寝ている時に、額にち〇こと悪戯書きされる夢を見た。

 

それに気づいて手で防ごうとした瞬間に目が覚め、なんて変な夢なんだと思ったその時、マネージャーからけたたましく電話がかかってきた。

ギガント
著者名:奥浩哉 引用元:ビッグコミックスペリオール2020年9号

 

 

そして、人のスキャンダルと不幸で飯を食っている週刊誌にすっぽ抜かれたことを知らされたのだった。

 

 

言われるままテレビをつけてみると、同じく人の不幸と芸能人のスキャンダルで視聴率を稼ぐのに必死な下世話なワイドショーで、パピコが未成年の高校生男子とラブラブなことがバカみたいに議論され、手の平返しで悪人扱いしていた。

 

当然マンションにも多数のマスゴミが押しかけ、しつこくインターホンが鳴らされまくっていた。

ギガント
著者名:奥浩哉 引用元:ビッグコミックスペリオール2020年9号

 

 

 

一方、未成年である彼の個人情報もあっと言う間に拡散され、家族構成も明るみになり、顔画像が出回るのは最早必然。

 

電車で通学途中だった彼は、気持ち悪いおっさんに顔を撮られたことでパピコとの関係が世間にバレたことを知った。

ギガント
著者名:奥浩哉 引用元:ビッグコミックスペリオール2020年9号

 

 

無防備に旅行なんて行ったのだから、バレるのは当然と言えば当然。

 

英雄になる前からの付き合いだとしても、やはり彼が未成年高校生なのは印象が悪かった。

 

 

 

もちろん彼の学校でもパピコのスキャンダルで持ち切りで、当事者の彼はいたたまれない気持ちで自分の噂話を聞くしかない。

 

生徒たちはやれサッカー部だの、読モだの元子役だのと発想を広げていくが、最終的にネットに出回っている顔写真に辿り着き、横山田零を幽霊みたいに見た。

ギガント
著者名:奥浩哉 引用元:ビッグコミックスペリオール2020年9号

 

 

そして、自分たちの顔面レベルや内面の醜さを顧みず、零はあり得ないガセネタだと決めつけ、笑い飛ばしたのだった。

 

 

彼としてはありがたい決めつけだったが、真実と分かるのも時間の問題。

 

今日の所は大人しく帰ろうと思ったのは賢明な判断だったが、ひと気のない屋上で中島といたのは悪手だった。

 

 

パピコとどうにかなる可能性などないのに、すぐ近くに彼女と付き合っている奴がいると思うと自分勝手に憎しみを抱いた男に見つけられてしまう。

 

身長と態度だけバカみたいにデカいその男もご多分に漏れず、一人では来れない小心者かつ、自分が相当に男として人として優れていると思い込んで相手を蔑むタイプのクズだった。

ギガント
著者名:奥浩哉 引用元:ビッグコミックスペリオール2020年9号

 

ギガントを読むならこちら