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クロエの火野暗殺事件の映像はすぐに公開され、日本は大きな混乱に包まれた。

 

 

唯一姿を公にしている怜人を含むナンバーズの独占と秘匿、物資独占、貧富の差で燻っていた不満が暗殺事件で爆発し、各地で暴動が発生。

 

UW職員は暴力の的になり、クロエたちは日本から撤退した。

 

 

それらの暴動、クーデターを先導したのは石動寧々子であり、火野を愛していたであろう彼女の怒りは青い炎のように静かに燃え上がり、銃を手に取らせた。

 

そんな寧々子を、翔太とカレンは相変わらずドライに分析した。

終末のハーレム
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

もちろん翔太とカレンはお涙頂戴からの平和へ続く道など考えておらず、カレンはいざとなればワクチンの世界供給を潰す考えもあった。

 

逆に翔太は、コールドスリープ中の男はできるだけ目覚めさせ、男がいるのに気持ち良くなれない女性たちの不満を解消する役割を担ってもらいつつ、万単位の男を管理する立場を率先して請け負えば、カレンの野望実現に近づくだろうと考えた。

 

カレンもその狙いはナイスだと同意し、それなら翔太の存在も明るみにして、開発されたワクチンの手柄を横取りして怜人以上の人気者になり、救世主の立場も掠め取ろうと言い出した。

終末のハーレム
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

一応、国民への言葉は嘘がないようにだけ気をつけるとして、怜人が火野の死でまだ塞ぎ込んでいるメンタルの弱さを嘲った。

 

 

 

火野との別れもそうだが、彼は各地に散らばったアナ姫、ビンビン、博士、マリアと連絡がつかないことも心配で心労が溜まっていた。

 

絵理沙は何とか立ち直ってもらおうと励ますが、彼はゆかりと赤ちゃんの世話も任せっきりにしていることも申し訳なく思い、メンタルが戻る気配がない。

 

それは医学生として何もできなかった無力感のせいでもあり、絵理沙の言葉では火野の死に対する責任感が消えることはなかった。

終末のハーレム
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

そして絵理沙は、もう一人の自分とも言うべき美来も心配していた。

 

日本支部に戻って来れて調整機に入り、今まで通りに生きていけるのはいいが、制約だらけの人生はやはり不憫に思えて仕方なかった。

 

美来は慣れてるからと何でもなさそうにするが、鵜呑みにしない絵理沙はすると決めたら意志は強く、一つだけある方法を打ち明けた。

 

しかしその方法を聞いた美来は即座に反対し、逆に絵理沙を心配した。

 

絵理沙に重大な危険が及ぶらしい方法だが本人はそれでも引かず、彼の名を出して説得にかかったのだった。

終末のハーレム
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

その頃、クロエは空母にいて海上の人だった。

 

ジャップに対する怒りは未だ煮えたぎっており、日本神話を描いた掛け軸を的にして銃の練習をしていた。

 

口がへの字になり過ぎて口角に皺ができ始めたクロエは、まだまだ一発逆転の材料を残しているようだった。

終末のハーレム
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

そして翔太とクロエは、怜人が塞ぎ込んでいるうちに目論見通りに世界に姿を大々的に晒し、アイドル染みた救世主の座を欲しいままにした。

 

 

まるで自分がワクチンを開発したかのようにミスリードする演説をぶちかまし、スーツでぴしっと決めて黄色い歓声を一身に浴びてご満悦。

 

カレンが手綱を握る傀儡政権だと分かっても共にその道を進む翔太と、変わらず彼と自分の立場を高みに上げ続けるカレン。

 

翔太は今や、ハーレム学園のモテ男子レベルをとうに越え、ハーレム政権の当主になり始めていた

終末のハーレム
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

感想

終末のハーレム84話85話にて一部完結です。

アニメ化進行中、男女比率逆の新作発表と楽しみもありますが、第一部完結ということで一抹の寂しさがありますね。

これでUWの悪事が全世界に知れ渡りましたが、火野の退場は悲しかったですし、まだまだ平和な世界にはほど遠そうで二部が楽しみです。

ワクチンの仕掛けとは、おそらくEDになってしまう副作用でしょう。

終末のハーレム無修正版を読むならこちら

https://www.kuroneko0920.com/archives/77822