アイドルと初体験
ナギの提案で敬語を止めて一旦トークに入ると、彼女が今は二十歳で意外と真面目な一面があることを知ると、徐々に緊張が解けていく。
すると衣装姿よりも全裸を全部見たいと素直に伝えられ、やっとそそり起ったモノをアイドルの中に挿入して童貞を卒業できたのだった。

そして事後に喉を潤そうと冷蔵庫を開けた直後、電気が点いてあのホームレスらしい男が上がり込んできた。
するとナギは、何でもないように夫だと答えた。
ナギの夫らしい男は妻の不貞の現場に出くわしても飄々としたまま、チン〇が丸出しなことだけを一言指摘した。
令児は恥ずかしいやらいたたまれないやら、そそくさと逃げ帰るので精一杯だった。
不倫、美人局、ノーホームレス。
橋を通って帰った令児は布団を被ってアクリルの動画を眺めるが、あの青江ナギとついさっきまでヤっていたんだと思うとまた興奮し、一人で二発目を出した。

翌朝、何かを喚く祖母がデイサービスに行くまで兄がまた怒声を放ち続ける騒がしい朝が過ぎると、母は疲れ切った不穏な一言を漏らす。
その時、母が自転車がないことを指摘し、令児がナギのアパートに置きっぱなしで帰って来たことに気づいた直後、あの男が当然のように乗って持って来てくれた。
そこで男の素性に、母と同級生という情報がプラスされた。
母と同級生でナギの夫の野添は、昨夜のことは一切口にせず、適当な理由を作って自転車を借りたことにし、令児も話を合わせるしかなかった。

ただ母は、野添が帰ると悪い男だと評し、息子が関わるのを諫めた。
つまりナギは46歳の悪い男と結婚している。
二人のことで頭がいっぱいだった令児は台風が来ていることも気づかず、降り出した雨の中、傘もないまままた橋を通って家路を辿る。
川を見下ろすうち、全裸のナギに心中を誘われている妄想に支配されかけたその時、チャコの声と漫画を読みに誘ってくれる笑顔で我に返った。
シャッター商店街の米屋に珍しく裏から入ろうと促すチャコは最近、例え幼馴染みの令児だろうと親から男と二人きりになるなと注意されたらしく笑い飛ばすが、もう女を知った彼は濡れたタイツから露わになるムッチリした生足に釘付けになってしまった。

そして何かと鋭いチャコの持っている本の中から、あの小説を書いたのが野添で人物としては近づいてはいけないクズだと教えられた。
かつて人を死に至らしめたことがあるらしい野添。
ならばナギもやはり、死にたい理由がある一人の人なのだ。
すると今度はチャコが、ナギの無期限休業という情報をオフィシャルサイトから見つけて大騒ぎするが、ほんの何秒かで立ち直り、次の推しを見つけなければと言い出した。

所詮、アクリルケースに入れられた消耗品なのだと感じた令児は早々にお暇を告げてコンビニに姿を探しに行くが、そこで玄たちガテン系と出くわし、搾取され続ける未来から逃れられないと思い知った。
ただナギの姿を見つけると、思わず手を取って雨の中に連れ出してしまった。
二人でいれば向かうのは、心中伝説がある情死ヶ淵に続く川。
土砂降りの中に連れ出されたナギは仕事中でも気にせず、濡れた制服を脱いでぴったり張り付いたインナー一枚になり、令児を興奮させていく。
彼は疎ましい家族や玄への恨み辛みを吐き出し、チャコと同じことを言ってくれるナギに欲望を伝えた。
そしてナギは死ぬ前に、彼の欲望を叶えてあげようと休業中アイドルの生乳を晒してあげた…

感想
少年のアビス1巻でした。
面白度☆7 薄暗さ度☆8
曇りか雨しかないような薄暗い雰囲気漂う内容でした。
3人の幼馴染みに何があったのか、ナギはどうして死にたいのか気になります。
https://www.kuroneko0920.com/archives/72640
































