姫もお着替え
謎の男が言うにはまだ死んでおらず、ちゃんと従えば家に帰れるのだそうな。
黒球から出る武器を装備し、スーツを着込み、妖怪と戦って倒せばいいと言われても、そんな訳の分からない一方的な説明を受けいれられるほど、武士やチンピラたちは頭が柔らかくなかった。
しかし半兵衛は家に帰れるというところに興味を抱き、信用できる証拠を見せろと提案。
すると小さく華奢な身体に軽く投げ飛ばされた半兵衛を見た面々は、ただ者ではないと思うしかなかった。
そうこうしているうちに黒球から聴き馴染みのある歌が流れ、宮本武蔵を倒せという指令が浮かび上がった。

直後、黒球の三面が飛び出し、男の言う通りに武器が出て来たのだった。
一人ずつ用意されている武器に黒い着物、球の中にいる坊主。
理解不能の連続で混乱する彼らにゆっくり説明している時間がない男が、刃が飛び出す刀の使い方を見せているうちに、半兵衛たちは素直にスーツを着込み始める。

するとまた戦闘フィールドへの転送が始まり、頭から消えていく怪現象に混乱に陥っていく。
転送されたのはどこかの河原で、現れたのは具足を身につけた足軽烏隊だった。
まさに妖怪としか思えない烏は彼らを素早く取り囲んでいくが、この状況を理解している唯一の男は震える手で刀を握りしめ、一羽に突っ込んで腹を貫いた。
それが開戦の合図となり、訳の分からないうちにチンピラが突き殺されてしまった。

そうなったら散り散り逃げてしまうが、フィールドから出てしまった韋駄天の男の頭が吹き飛んだ。
そんな中、着物スーツの効果を信じた半兵衛は烏にリンチされている男を助けようと、一羽に体当たりをかました。
半兵衛はそのまま烏を鯖折りに内臓を破壊してやった。

囲まれてガンガンに槍で突かれるがまるで刃が通らない不可思議をただ受け入れると、巨大な烏でも殴り飛ばせる圧倒的な膂力を楽しみ始めた。
そして数羽をあっという間に倒したのだった。
しかしその間に、スーツを着ていない姫や子供たちが烏に狙われ、討ち死にしようとしていた。
勇敢に盾になる姫に切っ先が近づいたその時、背後から忍び寄った政吉が烏を一刀両断し、もう一羽もギリギリのところで返り討ちにした。

一方、男の指示を聞かなかった武士やチンピラたちは数人が殺されてしまい、残りがマイ刀で応戦していた。
武士の剣術の腕は相当なもので、スーツ無し自前の刀で巨大烏相手に互角以上に渡り合うが、圧倒的な体格差、多勢に無勢、仲間が腰抜けチンピラでは勝ち目はなかった。
そして姫を助けた政吉は変にカッコつけず、自分の身は自分で守れるように着物を着てくれと頼むと、姫もその場で裸になり、ギチギチに肌に張り付く初体験をした。

大将戦を前に戦力は半減、スーツ着用者も数人。
そして、烏とは比べ物にならない恐ろしい異形が現れ・・・
感想
GANTZ:E1巻でした。
面白度☆8 ガンツ度☆9
設定が江戸時代になっただけで、内容は変わらずガンツでした。
ともあれスピンオフみたいなものなので、本家みたいに長期じゃなく割とスッキリ終わりそうな気がします。
https://www.kuroneko0920.com/archives/77432

































