32話
ぬるぬるの愛液が分泌されたみちるの中。
彼はさすがに股間に血が集まりそうな感覚から意識を逸らし、今更女性を気遣う自分を演じて声をかけた。
しかしみちるはうんともすんとも答えず、指を動かしてくちゅくちゅ言わせても反応がない。
それがまた癪に障る彼は意地でも何か言わせてやりたくなり、指は挿入したままで下着をグッと食い込ませ、辱めと刺激の両方で攻めていく。

それでもみちるは無反応で、ただ壁を向いているのみ。
それが健気な抵抗だと思っている彼は、もっとグイグイ食い込ませてやりながら、無反応なら逆にエロい気分にならなくてラッキーだと感じ、嗜虐心を増幅させていく。
もちろん、最後の最後にはきっちり喘ぎ声を出させて感じていることを証明したい。
指は決して抜かずに、続いて鬱陶しく声をかけながらしつこいスパンキングで尻肉を揺らし、尻に話しかける屈辱。

一人で呼吸を乱し始める彼は、無視されてもめげずに独り言を漏らし続けながら、尻の柔らかさを堪能した後にTシャツを捲り上げた。
全く着やせしない巨乳はブラに包まれていてもボロンと零れ落ちた。
そのたわわな乳房の乳首辺りを突きながら煽るがそれでも無視され、さすがに彼は情けない羞恥心に襲われる。
すると彼は本意気の愛撫にチェンジし、尻から背中、首筋へと舌を這わせていく。

そしてふわっと香ってくる髪の毛に苛立つと、そのまま首筋に吸い付いてくっきりキスマークを残してやった。
そんな独占欲からくる行為に一人で盛り上がってしまった彼は、変わらず無反応の態度に怒りよりも気まずさが膨れ上がってきた。
指はまだ入れっぱなしで、ここから下手に出れない彼は勝手にルールを作り出し、無反応なら感じているとみなして5秒の猶予を与えるが、それさえもやはり無視されると、小学生みたいなバカなルールで勝とうとした自分がまた情けなくなる。
すると、今度は我慢しているのではなく普通に感じていないのかも知れないと思い至り、自分が下手な可能性に不安になってきた。
若しくは、何を置いても憎まれているか。
密着していても遥か遠くにみちるを感じた彼はようやく指を引っこ抜き、ねばついた愛液と指の間に糸が引いた。

そして今度は執拗に責め立てた行為を正当化する下らない言い訳を繰り出し、それもまた尻を見つめながら言ってしまうものだから、柔らかくてスベスベのもっちり尻に癒しを感じた。
直後、みちるの下半身がぶるっと震えてぶわっと汗ばんだ。
急激な反応にハッとした彼は、もう一回指を入れると、腹でこしこしいじった。
すると愛液が内ももを伝って滴り落ち、ついにみちるはガクガク身震いし始めた。
その分泌量や、余裕で挿入できる感じ方に間違いなかった。

下手ではないことが証明され、やはり強固なやせ我慢だったことが分かった彼は、勃起しては負けなことも忘れてエロ過ぎる反応に釘付けになった。
こうなったらもう簡単だった。
指を少し動かせばガクガクと感じ、膝から力が抜け、尻がぶるっと震えてくれる。
下半身を騙せなくなったのなら、どんな顔をしているのか見たい彼は、右から左から覗き込もうとして仕掛けるが、まだみちるも右に左に躱して抵抗を試みる。
だから彼は手マンしてビクッとした瞬間を捕まえ力づくで振り向かせると、みちるの表情は、咥えて欲しい蕩け具合だった。

感想
ガイシューイッショク30話31話32話でした。
親父のめんどくさいツンデレもややこしいですし、みちるの高慢ちきなヒステリックさもどうしようもないですね。
果たして、静かな怒り状態で彼が初勝利するのか楽しみです。
https://www.kuroneko0920.com/archives/74546



































