パラフィリア人間椅子奇譚ネタバレ感想6話
なかなか発見されない死体。
時間が経てば経つほど、会長の凶行が発覚する可能性が少なくなるが、
死体は死臭を漂わせ、最後の抵抗を試みた。
6話 人間椅子6
人は死後2時間程で硬直が始まる。12時間で角膜が濁り、24時間後には下腹部が変色・腐敗を始め、2~3日も経てば虫が湧いていく。
あの日から5日、ついに先生の遺体が発見された。
先生が発見されたあと、校内は騒然となり、2日間の臨時休校になった。その後の全校集会では身内のみの葬儀がひっそり行われたことが知らされ、そこかしこで涙を流す生徒がいた。
もちろん、会長もその中の一人だった。
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更に1週間が経つと、先生が一人いなくなったことなど何でもないように今までの日常が戻ってきていた。それでも、生徒会だけは未だ重い雰囲気を引きずっていた。
生徒の間では本当は先生は自殺で、原因は不倫だとまことしやかに囁かれていたのだ。まさに正鵠を射た内容に、会長は心中穏やかではいられない。
おびただしい冷や汗を、悲しみの涙だと都合よく勘違いした生徒会メンバーは、会長に一人の時間を与えて、時間が解決してくれるのを待った。
一人になり、存分に手の震えを外に出す会長。
しかし、いつまでも言葉一つで動揺していては、何を悟られるか分からない。落ち着くためにお茶を煽るように飲み干す。
そして、空になったカップで不甲斐ない自分の手を打ち付けていく。
だが、全く震えは治まらず、涙をも流して椅子に寄りかかる。それを背後から覗き見る少女。
憐れで可哀想な会長。その涙は愛する人を失った悲しみ故か、殺人の発覚を恐れてのものか、それともお腹の中にいる子供を思ってなのか・・・
そんな彼女を助けたやりたくて仕方ない少女は、椅子を抜け出して人気のない校舎を、ある場所に向かって迷いなく進んでいく。
彼女は更に暗い天井裏へと、その身を潜り込ませた。
感想
パラフィリア人間椅子奇譚6話でした。
やはり発見はされますよね。相変わらずいい表情を描いてくれて、その顔を見るだけでも読む価値があると言えます。
そして、ついに椅子から羽化して高く空に羽ばたくかと思いきや、少し高い場所に移るだけでした。
幼虫から蛹になったってところですか。
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