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人間にしたらもうババアだろうフェラリスは、シンプルにおだてれば気持ち良くこっちの要求にも応えてくれるはずだと思ったのだ。

 

その対応で、新しい気持ち良さを知ったばかりの長命種はチョロく乗せられた。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

そして宴の夜は明け、アルクたちが帰る朝がやって来た。

 

 

 

アルクは長に別れを告げ、セリーヌは懐いてくれた少女の頭を撫でる。

 

フェラリスはいがみ合ってきたジョアンナに声をかけ、次に会う時は召喚魔法を教えてあげると約束したが、その機会は片方がババアかもう死んでいるかも知れない。

 

だからフェラリスは、もっと早く会いに行くとは言わずに長生きするようにと求め、魔法処女の名前を呼んだのだった。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

そしてアルクと握手を交わし、短く言葉を交わすだけで済まし、3人の背中が小さくなっていくと、エルフの少女は堪らずにまた会いたい気持ちを叫んだのだった。

 

そこで長はゆっくり感傷に浸らせることなく、アルクがサラマンダーベイビーを持ち帰るのをフェラリスが許したことを知っていることをバラした。

 

しかしバラしたのは説教のためじゃなく、フェラリスの本心を見抜いているからだった。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

転移場所に着いた3人。

 

ジョアンナは見様見真似でフェラリスみたいに転移魔法を発動させようとするが、にっちもさっちもサッパリ成功する気配がなかった。

 

 

ジョアンナのプレッシャーばかりが募り、二人はただ待つことしかできない。

 

その時、フェラリスが追いかけてきた。

 

どうせ転移できていないだろうと憎まれ口からスタートしたフェラリスは、ベイビーの監視役としてついて行くと宣言。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

ありがたい戦力でアルクはワインを送る手間が省けたし、ジョアンナはいつでも魔法を教え合うことができて大助かりだからこそ、彼女は余計にさっきの感動的な別れのやり取りに腹が立つのだった。

 

 

 

イスティシア領の平原を走る鹿がいた。

 

小気味いい蹄の音を立てて気持ち良く走っていた鹿は、後ろから飛んできた槍に頭をぶち抜かれた

 

見事な投擲を見せたのは、イスティシア家の女、悪食のカイメイアだった。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

力を誇示するだけの趣味の悪い狩りに同行しているのは、イスティシア家当主でアウレリアをアルクから奪い去った張本人、大顎のアルゲス。

 

カイメイアの腕を褒めたのはアルゲスだけでなく、猫背がえぐくて喋り方が鈍いハゲちょび髭の男もいた。

 

ハゲはガースル家当主・鈍重のギドゥで喋りにイライラさせられるが、カイメイアも鹿の血を舐めちゃうお近づきになりたくないタイプだった。

終末のハーレムファンタジア
著者名:SAVAN 引用元:少年ジャンプ+

 

 

二つの貴族が仲良く馬に乗っているのは、近々行われる祭事について、警備やらの話を進めるためだった。

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