消えたナオとギン
食堂、調理室、広場にもおらず、考えられるのはホエミーが消えていった二階のみ。
階段を上がった先にはたくさんのドアがあり、一つだけ開いている。
その先に進むと誰より早くナオを追ったギンがいたのだが、こてんと倒れたギンは息をしていなかった。

それもそのはず、心臓マッサージをしようとしたケイジは精巧な人形だと気づいた。
そして通路の先には、ギン以外にも他何人かの精巧な人形が置かれていた。

本物そっくりなのは下着までだとサラは自分人形のスカートを捲って確かめるが、ジョーや他数人のモノがないのが気になったのも束の間、人形たちの奥に姉殺しだと責められたカンナが蹲っていた。
ナオもギンも来ていないと教えてくれるカンナを、サラは励まして一緒にいた方がいいと説得するが、姉を失った衝撃と責められた辛さは、優しくされることで膨れ上がるようだった。

階段を降りるとQタロウと鉢合わせ、彼もナオたちを見つけていないという。
そこでサラはソウがいた秘密のパソコンルームを思い出してそこに向かった。
すると今度は、ジョーが倒れているソウを抱き起している場面に遭遇してしまう。

ジョーが来た時にはもう倒れていたらしく、何者かに殴られ昏倒していたソウ。
無くなっているパソコン。
テーブルの下の身代と書かれたカード。
程なくソウが目を増したことで、サラはカードを咄嗟に離すしかなかった。
ナオとギンの捜索は一旦切り上げて酒場に集合すると、謎の囚人が意識を取り戻しており、見た目通りの厳つさでオラついていた。
しかし、サラを見るなり本来のオネエ口調で怯えだした。
サラに殺されかけたと思い込んでいるのを利用させてもらったサラは、ありがたくヤバい女を演じて脅し、山田権兵衛という名前や意外と軽犯罪者なのを吐かせてから、多数決デスゲームに巻き込まれていることを教えてあげた。

多数決なんて、如何に騙して落とし合うかのゲームだと言い切る権兵衛。
ジョーは怖くて疑ってしまうからこそ、信じ合うのが大切だと訴え、権兵衛の手錠を外すよう求め、サラも賛同したことで軽犯罪者と思われるオネエは拘束を解除された。
しかし、間違いなくソウを殴り倒してパソコンを奪った人間がいる。
気を取り直し、サラ、ケイジ、レコ、Qタロウの4人でナオとギンの捜索を再開することになった。
そしてまずギンを発見したのだが、またしても命を脅かされるデスゲームを攻略しなければならな助けられない状況になっていた。

更に、ミシマの首を持ち去ったナオも発見できたのだが…
感想
キミガシネ多数決デスゲーム2巻でした。
面白度☆8 閃き度☆9
知識よりも閃きが突破には重要なデスゲームなので、どう切り抜けるのかは面白いですね。
そして、伏線が散りばめられていそうな台詞を気にしながら読むのも楽しいです。

































