すずとお風呂は刺激的
能力的にほぼただの猫になったシロガネは今後、すずの家で暮らすことになった。
と言うことで、さっそく汚い身体を洗われたのだがそこも猫らしく嫌がり、弟に怪訝な思いをさせた。

翌日、学校に行ってみれば日喰のことは生徒たちの記憶から消えており、祭里とすずは二人仲良くサボタージュしたことになっており、妖の存在は現代人にとって空想の産物程度のモノだと改めて分かった。
空想の現象たる妖の王になると決めたすず。
祭里は心配だったが、彼女は一夜にして馴染みの妖に歓待されるほど王として受け入れられていた。

画楽の声掛けで集まった妖はすず賛成派多数に見えたが、可愛い狸と茶釜が融合したタヌマロはすず反対派だった。
すずと祭里にとってもタヌマロは幼馴染みみたいな存在だが、祭里の手の平返しの態度が許せず、問答無用で妖術を発動。
すると湯気に包まれた祭里は、風呂ですずに洗われている夢のような妄想世界に落ちた。

理性崩壊必至の精神攻撃は、祭里が最も困る状況が想起される危険な妖術。
タヌマロが祭里に怒っている原因は、彼がすずに近づくなと言った張本人だから。
都合の良い態度を取った自分の愚かさを顧みた祭里は素直に、タヌマロの気が済むまで身を委ねることにしたが、タヌマロも術を解こうにも解けない未熟者で…
タヌマロの一件で分身のオモカゲをちゃんとリモートコントロールできると証明したすずは後日、あり得ないが祭里と宗牙がカップルになるかも知れない組み合わせであることを思い知った。

すずが好きだと宣言しながらも、恋愛においてポンコツな祭里の可愛さに心惑わされる宗牙。
とても中身が男とは思えない、無意識に見せる表情は見惚れてしまう美少女で、同じく恋を知ったばかりの男には堪らない。

そんな煩悩的浮つきは、すぐに二ノ曲家当主の父親に知られてしまった。
ということで宗牙が父親にしごかれている所にタイミング悪くお邪魔した祭里は、更に彼の動揺に拍車をかけてしまうが、それでも圧倒的強者の父親に一泡吹かせるコラボ技を思いつき…

感想
あやかしトライアングル3巻でした。
面白度☆7 純愛度☆9
まさか主人公があっさり殺されるとは予想外でしたが、それで二人の愛が深まりましたね。
コミックでは描き下ろしに番外編も収録されています。
https://www.kuroneko0920.com/archives/78389


































