49話
アジトは割と環境が整っており、水の心配はなし、ソーラー発電でそこそこの電気も使用できる。
ただ団地の建物は老朽化を見越して使わず、普段は数人のグループで共同生活を行っているという。
そして匠馬が案内された住居は、お洒落キャンプ場にありそうな立派なコテージだった。

注意事項はただ一つ、安全が確保されていないので廃団地の敷地外に出ないこと、それは仲間まで危険に晒すことだと言われ、匠馬はしっかり頷いた。
さて、匠馬はただの隠れ里っぽい雰囲気しか感じなかったので、レジスタンスらしい抵抗について訊こうとすると、もう一人、ムキムキマッチョマンの大河原が現れ、代わりに説明し始めた。

どんな作戦なのか、果たしてレジスタンスは一カ月後に聖女機関に対し、攻撃を仕掛けるらしい。
そのための事前工作として、麗のようなスパイが送り込まれて各地で活動し、匠馬のような同志を集め、武器の調達も行っているという。
更にここでの生活において重要なこと、それはあくまで本番セック〇は無しだが恋愛は自由だった。
もちろん匠馬は里桜と結ばれる未来を諦めず、聖女機関と戦うことになってもどうにかしたいと考えた。
しかし、匠馬にとって自由恋愛が大きな災いになりそうな予感が、同居人の顔ぶれからもひしひしと伝わってきた。
コテージで同居するメンバーはタイプの違う美女4人なのだが、それは特別な構成なのかここでは男女比から当たり前なのか、それはまだ分からない。

ともあれ気が強そうで一番エロい格好をしている御子柴京京が新人の匠馬に対し、初対面の挨拶を促すので、彼も慌てて背筋を正したのだが、続けざまに臭いと罵られた。
いきなり失礼な言われようだが、匠馬は確かに臭かったのでお風呂で綺麗にしてからでないとコテージへの出入りを許されなかった。
ということで湯に浸かり、リラックスして溜息を吐いたその時、普通に誰かが入ってきた。

その人も当たり前のように女性だったのだが、それだけじゃなく里桜にそっくり。
しかしリアクションは聖女たちとは正反対のびっくり赤面で、本物よりむしろ可愛く見えた。

感想
デスティニーラバーズ46話47話48話49話でした。
やっぱり黛も陥落しちゃいましたね。
まあ、二人同時にくぱっとやられたらしょうがないでしょう。
https://www.kuroneko0920.com/archives/77706



































