模倣犯
他人を性的に搾取し、一生の傷を負わせておいて、償う権利がある。
あまりに被害者の感情を無視した物言いにキレたキンキンは、警察だろうが関係なく殴り掛かり、お互いに引かない殴り合いが始まってしまう。
その頃、連続強姦事件のあらましを見ていたラブは、特性から犯人はハゲデブではないと見抜き、更に過去の事件を模倣している計画性の高い秩序型の犯人だと、知春に連絡していた。

過去の性犯罪の詳細まで真似できるということは、それを知れる立場にいる人間が今回のピンク。
ラブがそこまで察した時にはもう遅く、村岡のペアの大平が二人の殴り合いにおざなりな拍手を送ると本性を現し、二人をスタンガンで昏倒させた。
性犯罪の捜査をするうち闇に落ちた大平は、村岡の娘で模倣する機会を狙っていたのだった。

父親の目の前でまだ幼い娘を犯す。
最低最悪のシチュエーションを夢見ていたゲスメガネはもちろん捕まらないように、ハゲデブを犯人に仕立て上げる予定だった。
大平がいざ最高の寝取りオーガズムを体験しようとしたその時、照明が落ちた。
大平が配電盤を見に出ていって程なく、ラブが助けに来た。
大平のしょぼさ、拙さ、小ささ、それらも見抜いたラブの煽りで冷静さを失ったクズメガネをキンキンがボコボコにして危機を乗り越えたものの、愛娘を手籠めにされかけた村岡の怒りは、加害者の償う権利とやらを奪おうとした。

結局、模倣連続強姦事件は犯人が償わないまま幕を下ろした。
そして大平の計画通り、皮肉にも警察はハゲデブを容疑者死亡として発表し、身内の罪を隠蔽した。
そんな腐った組織がどれだけ腐ろうが、隆三たちにとって、大平はドーベルマンと繋がりがあるというのが重要だった。

だからか、村岡は立場が危うくなろうとも、正義を執行する者として、カッコいい父親でいるため、内部の情報を隆三に渡そうと考えた。
ラブとキンキンは次のピンクに近づき、早くも異常な空気を感じ取っていて、その通りにカフェで愛想を振りまいている雰囲気イケメンは、異常な性癖を満たすために今日も仕事終わりに捕まえた女で楽しんでいた。
しかし雰囲気イケメンは、被害者本人が被害届を取り下げたことで過去一回も起訴されていなかった。

果たしてそれも、被害者の心理を利用したゲスい計算の結果なのか。
ともあれ制裁を加えるべく、ラブたちが踏み込んだ時にはもう、ピンクは道鐘男によって始末されていた。

少年Aを利用した囮作戦。
我が子を思う気持ちを利用されたイカれた親父。
デート気分の真っ最中に起きた白昼堂々の大爆発。
果たして鴉とは何者なのか…
感想
撲殺ピンク2巻でした。
面白度☆7 腐り度☆8
教育でも司法でも行政でも、組織は隠蔽して一体何を守れるのか不思議でしょうがないですね。
個人的なクビなのか、世間のイメージなのか、面子なのか、守れているとしても個人的な立場でしょうけど、その後の人生を健やかに過ごせるとは思えませんけどね。
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