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214話

一発必中の矢で片足を吹き飛ばした山田は、すかさず戦車砲の発射命令を出した。

 

変異体はもうハイスピードで動けなくなり、往生際が悪く手を前に出して砲弾を防ごうとする。

 

そして放たれた砲弾は民家もろとも変異体を爆散させた。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

さすが当たりさえすれば凄まじい威力で、碇はアメリカ軍さえ負けた奴を倒して世界を救ったんだと、あまりに早計に喜びを爆発させるが、山田は雑魚でも消し炭にするまで油断するなと注意を促した。

 

だからもう一発止めにぶっ放し、土煙が治まってくると変異体はもう、顔面の前面だけになっていた。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

しかし傍には、黒いアメーバみたいなエリックがスタンバっていた。

 

 

 

たった一人で変異体の足を止めた山田の強さなら一人でどうとでも戦えると思った碇は、そう嫌味たらしく物申してみるが、山田は自分が経験してきた通りに、この強さを手に入れたのは最近だし、一人の力でできることなど大したことはなく、一人一人は弱くても集結させなければならないという。

 

碇もそんなことは分からない訳じゃないが、自衛隊というしがらみだらけの立場のせいで、当初の寄せ集めの戦力にもなれなかったことを酷く後悔していた。

 

だから早くも3人の部下を失っても、最後までやり遂げる気は満々だった。

 

 

 

その頃エリックは、リベンジに失敗した変異体を慰めていた。

 

元々人間だからか完敗したことに咽び泣く変異体に共感できるエリックは、価値のある存在だともう一度認めさせてやろうと励まし、俺たちの実験場の準備は整ったと伝えた。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

自分たちのやりたいようにし始めた二体の目的はもちろん、渚の一番近いところにいることだった。

 

 

 

エリックと変異体が動き出した直後、トラックで待機していた男の一人が急に痛みを感じ始めた。

 

直後、胸から黒い矢のようなものが飛び出しているのに気づき、驚愕すると、更に激痛に襲われて声をあげると、今度は全身から矢が飛び出し爆散した。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

その辺りで煙が晴れてきて変異体がどうなったか見えそうだったのに、勝手にトラックが発信し始め、隊員たちが後ろから何かが現れたと言い出した。

 

その時、一行がいる盆地を取り囲むように狼煙のようなものが飛びあがった

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

すると顔だけになった変異体のところからもにょっきり飛び出し、ここが実験場たる真価を発揮すると宣言した。

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