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ぽっちゃりボディには小さすぎて

駆け落ち然としてから腰を落ちつけると、令児は似非森から貰った数十万を披露し、おそらく自分の父親だからだろうと説明した。

 

 

ナギの部屋に移動すると、チャコを残して行くべきところに行こうとする令児。

 

家に戻るつもりはなく、今からでも一緒に東京に行きたいチャコだが、心中を画策した彼は死にたいなんて思ったことはなく、そもそも生きている実感がなかったとまで言われると、余計に彼の母への怒りがこみ上げたが、止めることはできなかった。

少年のアビス
著者名:峰浪りょう 引用元:少年のアビス6巻

 

 

 

その足で似非森の家を訪ねた令児は、応答がないから中に入り、ナギがなぜこの町に呼ばれたのか分からなくなった。

 

そのタイミングで母からのしつこいメッセージで、柴沢から色々聞かされたことと遺言めいた言葉が届いた。

少年のアビス
著者名:峰浪りょう 引用元:少年のアビス6巻

 

 

 

もう教師としても社会人としてもむちゃくちゃに振舞い出した柴沢は、祖父からの電話で家に彼が来ていると言われ、嬉々としてアクセルを踏み込んだ。

 

 

 

ナギの部屋で邂逅するチャコと似非森。

母の脅しメッセージで駆ける令児。

 

似非森が息子に大金を渡したと聞かされ、メッセージを送りつつ家に戻った夕子は長男と鉢合わせて口論になりかけたので、薄気味悪い腰の低さで宥めた。

少年のアビス
著者名:峰浪りょう 引用元:少年のアビス6巻

 

 

 

祖父の卓球場に駆け込んだ柴沢はしかし、待っていたのが峰岸だと分かると敵対心を露わにした。

 

ババアだの父と息子で熟女を取り合って気持ち悪いだのディスり合い、令児を中心に熱くなっていく。

 

とにかく相手をコケにしてマウントをお互いに取りたいが、まだ幼い不良は男と女のパワー差を出すのも厭わず、そんな暴力行為をされたら柴沢は、秋山朔子に責任を押し付けると、もう祖父にも本性を隠さなくなった

少年のアビス
著者名:峰浪りょう 引用元:少年のアビス6巻

 

 

 

その頃、夕子と相対した激しいプレッシャーから解放された似非森は、チャコに嘔吐物を吐きかけながら倒れた。

 

 

ただ年を食っただけでどこにでもいる気弱なオッサンだと思い知って憧れが消えうせた矢先、もう戻れないと投げやりな電話が令児からかかってきて一方的に捲し立てられると、チャコはあまりの振り回しように呆れ果てた。

 

 

 

その電話を母を抱きしめた後にかけた令児は、望み通りに包丁を握りしめた

少年のアビス
著者名:峰浪りょう 引用元:少年のアビス6巻

 

 

しかし、母を殺して殺人者になってからこの世とおさらばするなんて御免で、咄嗟に立場を逆転させて自分の肉を突き破らせた。

 

復讐とばかりに呼んだ名前は、もちろん母ではなかった。

 

 

 

誰からも振り回されてばかりのチャコは、ゲロ臭い身体を清めるためにシャワーを浴びた。

 

もう着ることはないと覚悟したゲロ臭い制服もそのままに、下着だけ付けてコンプレックスとエロさを感じる身体で歩き回る。

少年のアビス
著者名:峰浪りょう 引用元:少年のアビス6巻

 

 

そしてナギのサイズが入る訳がないのを思い知ってからスキャンダラスな写真を撮り、電話をかけた。

 

 

 

刺さして刺して、終わろうとする母と息子。

聞き分けの良い娘が偶像だったと知り始める傲慢な父と母。

少女の頃から一緒に死んでくれる相手が見つけられない一児の母。

少年のアビス
著者名:峰浪りょう 引用元:少年のアビス6巻

 

 

令児が大ピンチだと聞かされて焦ってハンドルを握る柴沢は、堕ちるところまで堕ちるようだった…

 

 

感想

少年のアビス6巻でした。
面白度☆8 ゲボ度☆9

一番ヤバそうに見えた奴が一番平凡だったのは皮肉というか、肩透かしな感じでした。

本当に柴ちゃん先生のスピーディーさと行動力は、内容以外は見習いたいですね。

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