ヒカリ
とある仮面ガールズバンドの人気が急上昇していた。
顔はもちろん素性のほとんどが謎に包まれており、まことしやかな噂でボーカルのヒカリは未成年と囁かれていた。
そんな彼女たち3人、良いライブの後の打ち上げも一緒に暮らしている家で牛丼という慎ましいものだった。

口は悪いし生尻で座布団に座ってしっとりさせるし、各々のペースを崩さない彼女たちだが強い絆で結ばれており、それが仮面で顔を隠して活動する理由でもあった。
他のバンドとも交流できないミステリアスを貫くのも、ヒカリの存在を表舞台に晒すわけにはいかないから。
ヒカリはバンドネームでハーフ美少女のボーカルは、劣悪な環境で育てられて自ら逃げ出して弱っているところをチーコとシズに助けられた。
そして二人はネイティブな英語の発音と美しい歌声に惚れ、ギターを与えて音楽仲間に引き込んでいったのだった。

匿って生活の面倒を見てくれ、音楽の楽しさを教えてくれた二人を家族と思い、恩を感じて生きる意味を知ったヒカリ。
しかし二人は家事とギターの腕を磨くだけで十分だと言うので、ヒカリは密かに少しでも金を稼いで好きなモノをご馳走してあげたかった。
そこで見つけたのが、女の子の使用済み下着を買うキモいウラアカ男たちで、真っ当に働けない事情があるヒカリは、コインロッカーを使って代金と品物を交換するシステムを使うことにした。

ただそうそう簡単に買い手が見つからず、練習にも身が入らずに焦りが募っていくし、お風呂でこそこそ確認しているのを見られそうになる危険も出てきた。
二人は悪い男にでも出会ったかと当たらずとも遠からずな心配をしていて、ヒカリはこの二人だけはもう悲しませまいと思い、ウラアカ商売を止めようと決意した。

なのに、タイミング良くウラアカを消す直前で買い手がついたのだった。
本当に甘い蜜に誘われる蜂がいるのを知ったヒカリは、ウリ未満のパンツ一枚を売ることに妙な興奮を覚えた。

そして駅のロッカーに向かう途中、めちゃくちゃ荒んだ眼鏡女子と出会った。
そのおかげか、使用済みパンツをロッカーにしまうだけで金は取らずにウラアカとの決別にして、急いで練習のために貸しスタジオに急いだのだが、まさか初めての変態客にずっと狙われていたなど、知る由もなかった。
ヒカリを狙っていた変態は、彼女が地獄の生活期間で最後に出会った、ある意味で不運な男だった。
仮面バンドガールのあられもない全裸画像。
家族同然で恩しかない二人への愛。

二人のためなら、狂犬のように気の強いハーフ美少女も土下座くらいできたのだが…
感想
ウラアカジョシ3巻でした。
面白度☆7 バランス度☆8
ピエロ、後味悪い、良い話とバランスの取れた構成になっていたと思います。
ただ、どのジョシも程度の差こそあれやっぱりヤバいですね。

































