2話
彼は進んで人助けするような人格者どころか、相手の弱みを利用して搾取する側のクズだった。
数日前に出会った女子高生の藤野深月を思い出しながら、十分に抱けるゾンビになってしまった隣人をバックで楽しむような、選ばれしクズだった。

深月とその弟たちは分け与えてもらえた食料にがっつき、お腹も膨れて落ち着いたところで何がどうなってスーパーのバックヤードに立て籠もっていたのかを説明し始めた。
最初はスーパーの生き残りは10人近くいて、SOSもその中の一人が出したのだが、一人また一人と我慢できなくなって外に出て、戻ってこなかったらしい。
そして深月は緊急事態でも弟を優先して自己紹介も欠かさない、できた女の子。

当然、彼女たちはどうにかここから出たいと考えているが、既に一回、親子と避難しようとして失敗している彼は真実と尤もらしい推測を織り交ぜて、自分が安全なところまで連れて行くのは無理だと伝えた。
そもそも、まだ安全なところなど見つかっていないし、進んで救い出すつもりもないので、食料はまた持ってくるし、もし救助隊がいれば伝えておくということで、その場を後にした。
そうして希望を与えておきながら、股間が疼いていた。

スッキリした後は別のスーパーに行って腐敗が始まっているモノを集め、さて運べるトラックを探そうとした矢先、ゾンビが生前の行動パターンをなぞっていそうな可能性に気づいた。
それから数日間、スーパーや商店が悲惨なことにならないよう、腐ったものを集めて郊外に捨てに行く作業を進めてあらかた片付いたところで、深月たちのことを思い出した。
数日ぶりでも弟たちはお菓子やおもちゃを与えれば無邪気に喜んだが、深月はもう少し頻繁に持って来てほしい本音を言いにくそうにするので、彼はシンプルにめんどくさくなった。
その明らかな不機嫌を察した深月が慌てて縋り付いて、涙ながら助けを懇願しても、彼は情にほだされるようなことはなく、命を懸けて食料を運ぶ見返りに身体を要求した。

このゾンビワールドにおいて、彼にメリットがあって彼女が提供できるものなど、やはり性的に満足させることしかなかったが、男のチン〇を触るのはもちろん、見るのも初めてなようだった。
恐々とした初タッチ、不器用でじれったい手コキ、容赦ない彼はフェラまでは勘弁しても涎で滑りを良くさせるが刺激がまだまだだと感じれば、問答無用で乳房をオカズに晒しあげた。

そうして深月を性欲の捌け口にした彼は、その後、武器や手錠を警察署から失敬し、ゾンビの生態調査も進めていった。
その合間に生かさず殺さず、深月たちに食料を与えて、見返りが本番までイケるように徐々に露出度を上げさせていく。

しかし品行方正だっただろう彼女はプライドが高く、いつまでも屈辱的な立場を受け入れはしなかった…



































