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地雷原

そんな会話までは聞こえない場所から、クズ野郎共は女性陣の水浴びを覗き見るだけじゃなくしっかり撮影し、罪を重ねていく。

 

そして誘われて断り切れなかった剛も、久々利の裸に大興奮してしまう。

巨蟲山脈
著者名:藤見泰高 引用元:巨蟲山脈3巻

 

 

だから不平等に因果応報、剛だけ見つかって軽蔑されるわ引っ叩かれるわ、これまでの好感度が一瞬で消え去った。

 

直後、水中から襲いかかってきたのはマゴタロウムシというヘビトンボの幼虫だった。

巨蟲山脈
著者名:藤見泰高 引用元:巨蟲山脈3巻

 

 

動くものすべてを食らいつく獰猛な大食漢で、どうにか水切りで注意を逸らせた隙に逃げるが、追いかけてくるのは間違いない。

 

しかし逃げ道を塞ぐように、ヘビトンボの蛹が地中にいる地帯に行き当たった。

 

言わば地雷地帯のようなもので、蛹室を踏み抜いて落ちれば身体など真っ二つにされるギロチン落とし穴が何ヶ所もあるのだ。

巨蟲山脈
著者名:藤見泰高 引用元:巨蟲山脈3巻

 

 

そうこうしている内にマゴタロウムシが追いかけてきて挟み撃ち状態に。

 

 

だがマゴタロウムシは陸上では大して早く動けないことから、剛が引き付けている間に榎は地雷原を突っ切るアイテムを作ることに。

 

それは枯木にススキを編み込んだ即席のかんじきだ。

 

 

単調なマゴタロウムシの攻撃を剛が躱している隙に、手早く人数分を作った榎たちはまず、体重の軽い若尾が先陣を切り、あわや一刀両断されかけるが何とか地雷原を越えることができた。

巨蟲山脈
著者名:藤見泰高 引用元:巨蟲山脈3巻

 

 

その後、若尾のルートをなぞって一人また一人と越えていくが、時間をかけている間にマゴタロウムシが3匹に増えてしまった。

 

 

さすがに3匹もいては剛でも躱し切ることは不可能。

 

そこで榎はプリンのボディソープをもらい、マゴタロウムシに投げつけてぶっかけることで、どれだけ強い香りが自殺行為になるのか見せてやった。

 

かけられた一匹は瞬く間に他の二匹に襲われ、さながら怪獣映画のように殺し合いをおっぱじめたのだ。

 

 

ともあれこれでかんじきを履く時間を稼げ、最後の一人の剛はギリギリの逃亡戦を切り抜けられた。

 

そしてまた追いかけてきた勝者の一匹は、仲間の蛹のギロチンに捕まり、バラバラに噛み切られ、これで大きな危機は去ったかに見えたが、蛹の様子から今晩にでも羽化しそうな個体がいるだろうと推測できた。

 

つまり空を飛ぶ巨大ヘビトンボなら、山中だけでなく人里にも被害が及ぶ可能性が高い

 

 

安全な下山のために、今の内に食事休憩を取ることにしたのだが、榎が食うと言い出したのはバラバラになったマゴタロウムシ。

巨蟲山脈
著者名:藤見泰高 引用元:巨蟲山脈3巻

 

 

とある地方では今でもザザムシとして昆虫色にされているので、食べるのは十分に可能な種類なのだ。

 

一見ゲテモノ食材に思えたが、巨大化しているおかげで足だけちぎって焼いて喰えばカニの足と何ら変わらず、味も甲殻類系で美味だった。

 

 

そして武器にもなりそうなノコギリ形状の足も携え、いよいよ山中に踏み込んで下山の道を辿り始める。

 

その道中、また役立たずなクズのせいで普段は可愛いあの虫に命を脅かされることになった…

巨蟲山脈
著者名:藤見泰高 引用元:巨蟲山脈3巻

 

 

感想

巨蟲山脈3巻でした。
面白度☆7 忍者度☆7

若尾は活躍するし勇敢だしエロいしで、本当に最高の女ですね。

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