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196話

女医が容赦なく毒薬を作動させると、千歌は血を吐き散らしてぶっ倒れた。

 

 

勝利の勝鬨をあげて狂ったように喜んでいた龍野は千歌が頭をごつんとぶつける音で異常に気づき、千歌まで死んでいることを確認して混乱した。

 

意味が分からず絶叫する龍野と、今度は嘲り笑う女医。

 

龍野に渡すくらいなら、脳も破壊してカチュア以外を始末するという判断を女医は躊躇なく選択したのだった。

 

既に首をかき切られてこと切れているメデューサ達も毒薬を流し込まれ、無残に吐血していった。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2022年8号

 

 

 

さすがの悪魔の所業にブチ切れた若本は掴みかかるが、女医は冷静に自分が育てたメデューサなのだから強さは十分に把握している、だから洗脳された彼女らを回収するなど不可能で、敵にするくらいなら廃棄が最善だと言い切った。

 

まさに命を懸けて教団に潜入した若本は納得できないが、既に新しいメデューサが島に移送中だと言われれば、もっと驚くしかなかった。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2022年8号

 

 

もうここにいる必要がなくなった女医たちは、火事騒ぎの教団からさっさと引き上げた。

 

 

 

まさかの一発にブチ切れた龍野がヤモリカメラを踏み潰して息を落ち着けると、合図の声をかけた。

 

すると死んだはずのメデューサ達がゾンビのように起き上がった。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2022年8号

 

 

全ては女医の目を欺く演技であり、首を切られてもいないし毒薬も食らってないメデューサたちはしてやったりの笑顔を見せた。

 

 

カレンを回収しようとした直後、龍野たちが入ってきて戦闘態勢に入りかけた千歌だったが、この時点で龍野は味方であり、聡がここに呼んでいたのだ。

 

あやとカレンの毒薬カプセルは既に除去されており、メデューサたちのそれも取り除いてやろうと思ったのは、教祖と内田が死んでダーキニーも次々と敗れ、完全敗北を認めたからでもあるが、そもそもの目的が間久部女医を悔しがらせることなので、教団に属したのはあくまで手段に過ぎない。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2022年8号

 

 

時間内に除去できたのは千歌のだけだったが、外部電波の届かない手術室にいれば毒を作動させられる心配がないので、ヤモリカメラをあえてケーブルで繋いで室内を映し、別室で取り出したカプセル作動のタイミングに合わせて吐血のフリをし、瞳孔も目薬でごまかしたのだった。

 

 

こうして龍野の計算通りに女医は行動して千歌たちを始末したと思い込み、羽黒に帰っていった。

 

カチュアは囚われのまま回復できているのかもわからないが、ともあれ6人のメデューサを縛るものは無くなったのだった。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2022年8号

 

 

 

大火事に見舞われトップを失った教団を引き継ぐと誓った残された犬養は、メデューサへの復讐をするつもりはなかった…

 

 

感想

サタノファニ194話195話196話でした。

凶悪な敵キャラでしたが、チン〇に振り回された美女の最期は涙ものでした。

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