学童保育のお姉さん
公安の身体検査をして手に入れた情報から、ある学童保育所に道鐘男の子供たちが紛れ込んでいる可能性が高いと分かった。
民営にしては安すぎる料金も、何らかの裏があって運営されているとしか思えない要素だった。
そこの指導員はたったの二人だけだがその前に、キンキンが学童保育も知らない常識の無さが露呈した。

現実に一人娘のパパでもある村岡が子供を利用させたい風を装い、面談を重ねて内情を探っていくことになった。
学びの匣。
そこに通う子供たちの中で最年長で利用時間も多い叶隼人から他の子の情報を引き出そうと考え、まずはラブがオンラインゲームからお近づきになり、リアルでも正体を明かして警戒心の中に潜り込むことにした。
そうやってゲームを出汁に近づいたはいいが、隼人は何か訊く前から、学びの匣のことなら特に喋るようなことはなくいい場所だと自分から言い出した。

しかしその表情は明らかに嘘を吐く時の心理が現れており、何かに反応すると逃げるように帰っていった。
それだけじゃなく、知春は目敏く隼人に葉巻の匂いが染みついているのに気づいた。
連日、下校時に待ち伏せて会いに行ったラブとキンキンは、確実に少年と仲良くなっていたが、キンキンが考え無しに葉巻か煙草は止めておけと切り出すと、隼人はまた怯えた表情を見せ、逃げるように帰ってしまった。
それは性犯罪被害者がトラウマを刺激された時に見せるそれと同じ反応だった。
ここ一週間、村岡が調べた限りでは大人の出入りは近所の商店くらいで、子供たちは計数十人が利用していて、誰が道鐘男が生ませた子供かまでは判別しようがない。
そこで村岡はレコーダーを仕掛け、音声で暗部を突き止めることにした。
夜遅くまで父親が迎えに来れない日は、隼人にとって耐えがたい地獄の夜になった。
今夜もおぞましい被害に遭ったとは知らぬまま、少年をできるだけ傷つけないよう、同じ男として頼れるお兄さんとして救世主になる覚悟を決めた。

呼び出された隼人の代わりに深夜の学びの匣にキンキンが赴くと、ウキウキとして待ち構えていたのは子供たちの良きお姉さんのように振舞っていた指導員の小池美麗だった。
ケースいっぱいに詰められた大人のオモチャ。
甘ったるい匂いがつく細葉巻。
お菓子に見せかけた催淫ドラッグ。
幼い子供の心と身体をむしゃぶりつくしたド外道にキンキンは躍りかかるが、どれだけ殺意を放っても女を殴れない甘さはあっさり見抜かれ、鬼畜を恐れさせることも後悔させることもできない。

ただ女というだけで今までのピンクと変わらないドクズなのに、男としての教示が邪魔をする。
だが自分の甘さを理解しながら一人で乗り込んだのは、暴力で報いを受けさせるよりも他に優先すべきことが分かっていたからだった。
殴れないのなら火を点けて小池を焦らせ、道鐘男が生ませた子供のデータを出させるつもりだった。

しかし道鐘男にとって、小池は捨て駒にできる末端員でしかなかった。
鳥の名を持つ新たな男。
もったいないたわわな〇っぱい。
女の子にも見える美少年とシンプルな美少女…

感想
撲殺ピンク4巻でした。
面白度☆8 甘い度☆8
女だからという理由で日和るのはスッキリしませんね。
男と分け隔てなく、二度と悪さできないように報いを受けさせてから始末しないと、悪を裁く正義もグラグラな気がします。
「撲殺ピンク」ネタバレ最新5巻。性犯罪者を処刑しつつ子供を奪還せよ!モテ勘違い野郎は繰り返さないように潰す!
































