サイコパス
冬川が犯される前に現場に参上した小春は、見張り役の女子を殴り倒してもすまし顔で、証言できるのが被害者一人なのを理解しているから白を切り、世間はどちらの言い分を信じるのかと逆に脅しつけていく。
教師と生徒ではなく、卑劣なイジメっ子と真面目な被害者生徒のどちらが信用されるか。
それで勇気づけられた冬川もやっと、鬼畜外道共に抵抗する意思を持った。

こうして冬川の危機をギリギリで救った小春だが、この場を切り抜けただけでは冬川は明日にはもっと酷い目に遭わされるだけだとも分かっていたので、今夜のうちに終わらせるつもりだった。
その夜、宅配便を装って玄関を開けさせると問答無用で押し入り、因果応報の痛みを味合わせたのだった。
その後で、他の鬼畜も利用した仕上げを施した。

翌朝、何食わぬ顔で教壇に立った小春は、金沢彩羽が亡くなったと発表したのだった。
もちろん小春の犯行だが顔色一つ変えずに淡々と犯人はまだ捕まっていないだのなんだのと、警察が調べた現状のことを明かし、衝撃を与えていく。
昨日の今日でもしかしたらと小春を怪しむ冬川。
まんまと策略にハマったとも知らず、愛しのクズ彼女の返り血が飛び散っているジャケットを持ち帰った秋月。
ただただの殺人鬼と違うのは、小春が金沢を殺したのは苦しみから救おうとしただけだと信じていることだった。

満たされない心を目に付く相手を虐げることで満たそうとしたドクズは、あまりに惨たらしい姿を晒されることになった。
自分が犯人にされるかも知れない状況に陥った秋月にとって、一番頼りたいのは兄だったが、彼はもう何年も管に繋がれて病院のベッドの上だった。
そんな秋月兄と同級生で、金沢の死をきっかけに久しぶりにお見舞いに行った小春。
好きな子に意地悪してしまう子供らしい淡い恋をしたせいで未来を奪われてしまった哀れな少年と同じく、他者の苦痛を蔑ろにした弟も大きく奪われそうになっていた。

クラスは同級生が殺されたという非日常的な出来事で浮き足立ったり、クズ仲間が本気で悲しんだりとそれぞれの世界に浸っていたが、猟奇的犯行という噂が広がれば、クズ仲間が恐怖と怒りをまた冬川で晴らそうとするのは必然。
そこに小春が駆けつけて、理解ある諭しと包容力で治めて見せれば株が上がるが、秋月にとっては胸糞悪いお涙頂戴劇でしかない。
だから小春は追い打ちで、悪人には自業自得な未来が待っている、次はお前の番だとばかりに刷り込んだ。

兄に続いて彼女まで。
大切な人がまた無残な姿になったことで、当時の兄の様子がおかしかったのを思い出した秋月はアルバムを引っ張り出し、小春と同級生だったことを突き止めた。
可愛いけど怖かった。
秋月兄は小春の何を見て怯えていたのか。
身体の自由を失いながらも頭はハッキリしている秋月兄は当時、何をして何をし返されたのか。

人を簡単に壊せてしまう小春が教育者になったのは、小学生当時に興味本位で壊そうとした教師に憧れたからだった。
生まれながらにサイコパスの小悪魔教師は夢を叶えて存分に自分らしく生徒に向き合い始めたが、やはりクズのままの秋月たちが苛立ち解消のために小春を犯そうと企んでいた…
感想
小悪魔教師サイコ1巻でした。
面白度☆8 ガチクズ度☆10
小悪魔要素はどこにもないサイコパスなので、悪人が追い込まれていくのは楽しく見れます。
「小悪魔教師サイコ」ネタバレ最新2巻。シャツの下のドスケベランジェリーは悪魔の罠!濃厚なキスは真っ赤な餞…







































