そうして3人で汗だくになって満足した直後、カレンが余韻をぶち壊しながら今後の予定の話をしに来たので、二人は気まずそうにそそくさと出て行ってしまう。
カレンが同級生の子をよく指名するようになったのを指摘するものだから、翔太はここ数年の一夜限りの子と毎晩ヤルのはもう飽き飽きだと不満をぶちかまし、自分の子がちょっとやそっと増えても大した意味はないと指摘するが、カレンはまるで動じない。
多様性を失わないために色んな女とヤルのは当然だし、こんな酒池肉林な生活を送れるのは誰のおかげ?と言われたら言い返せず、それでもこれ以上唯々諾々と転がされるつもりはなかった。

一方、クロエ率いる過激派はリビダーズの予定を抜かりなく調べ、いよいよある一人を抹殺せんがために実行に移そうとしていた。
鼻血を噴き出すほど身体を蝕まれても、クロエは男駆逐のために最も邪魔な奴はあいつだと選定していたのだった。

その頃、怜人陣営は岐阜の山中にいた。
もちろん下呂温泉を楽しんだり飛騨高山観光のついでではなく、マムシ捕獲という目的があったわけで、ボディガードの翠が大変危険な動きを封じる役を担って奮闘していた。
ちょうどいい感じの棒で押さえつけ、その隙に怜人がケースに入れて美濃マムシ捕獲完了。

しかし精力剤の材料には他に薬草も必要であり、次に向かうのは九州。
九州はイザナミ陣営が牛耳っている地方であり、いよいよスピリチュアルで野蛮な連中と相まみえる時が来たのかも知れない。
イザナミが来るもの拒まずな雰囲気はあるものの、UWの残党が日本に入り込んでいる情報は朱音とマリアにも届いていたので、木根淵が狙われる可能性を考えれば危険な道のりになるかも知れない。
しかし朱音の考えは、厳しい入国規制で過激派も少数しか入り込めていないとすれば、大統領や野蛮人教祖を狙うには成功の可能性が低いとみて、もっと邪魔くさくて警備が薄い奴を狙うはずと導き出した。
それは他ならぬ、ワクチンを作って今度は性欲と生殖能力を取り戻そうとしている怜人だと思い、警戒を強くした。

翔太は支持率を保つための定期演説を行っていた。
周囲にバリアーを張って葉っぱも通さないセキュリティがしっかり機能しているのを見守っているのは、頭の回転が速い葉句露で相変わらずの口の悪さも健在、そんな大統領のお気に入りの一人を補佐官に抜擢したのはもちろんカレンだった。

カレンの狙いがロスアニアを抱き込んでバイオテクノロジーでも世界トップに立つことだと感づいている葉句露は、そのために翔太の結婚も利用するつもりだろうと見抜いていた。
カレンがその勘の良さこそ補佐官に抜擢した所以だと感心した直後、警報が鳴り響いた。
爆弾を抱えたドローンが一目散に翔太に突っ込んだが、バリアーのおかげでかすり傷一つ無く、素早く彼の避難が行われる。

それで翔太が頑丈な車でどこかへ逃げ出すのは計算の内。
クロエの目論見は日本政治のトップ抹殺なのだが、それはお飾りで女に溺れただけの土井翔太ではなかった。
この混乱に乗じて既に送り込んでいたスパイにも爆弾を抱えさせ自爆攻撃の標的にしたのは、ずっと暗躍してきた神谷カレンだった。

感想
終末のハーレムアフターワールド19話20話でした。
牡丹も最高でしたが、リアル体型に近い百合愛はキャラのポテンシャルもあってドクドク度満載でした。
庇った葉句露が犠牲になったか、二人とも逝ったか助かるのか、自爆も厭わない恐ろしさよ。
「終末のハーレムアフターワールド」21話22話ネタバレ最新話修正前23話。カレンの有能さを思い知って初3Pに挑む!

































