
終末のハーレムアフターワールド21話22話
ネタバレ感想
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陸は百合愛と距離を縮めたというのに、翔太は今までの行いのせいか、すぐ傍まで入り込んでいたスパイに襲われるが、狙われたのはブレーンのカレンで、助けようとした葉句露も爆発に巻き込まれてしまうのだった…
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終末のハーレムアフターワールド21話
大統領襲撃事件からあっという間に二週間が経った。
日本政府は正式にMWの犯行と断定して発表した傍ら、最優先に狙われたカレンと庇った葉句露はいつ目覚めるとも分からない昏睡状態になるほど重体だった。
童貞時代から右腕だったカレンの代わりに政務をこなすことになった翔太は、ろくに休む暇もないほど忙しく動き周り、保健の先生も心配せざるを得なかった。

解決すべき問題が山積みのまま、そこにクロエ率いるMW残党も根絶やしにしないといけなくなり、改めてカレンの有能さを思い知った。
だからカレンにはここで勇退してもらい、かねてからの計画をしれっと押し進めるいいタイミングだった。

そのためにまず、九州から戻ってきた怜人と高級料亭で会食の席を設けた。
そういう懐石料理を楽しみながら話せるほど大人になった二人は、このまま人口減少が続けばこんな料理にもありつけなくなるし、科学も衰退の一途だと、お先真っ暗な話から切り出し合った。
怜人はまず、イザナミ陣営に赴いたはいいが銃口を向けられて上陸さえ許されなかったといい、やれやれといった風に困り顔を見せた。

その流れで自爆テロの実行犯がドスケベな格好で給仕させられていた近しい職員だったことを怜人が切り出すと、さすがの翔太も懲りたので、元々過激なフェミニストだったのか扱いの劣悪さにキレたのかは闇の中だが、今後はああいう風に尊厳を踏みにじらないようにすると反省を示し、新特効薬の進捗を訊ねた。
それが3カ月程度あれば完成するだろうと分かると、また恨みを抱かれるのも気にせず、無茶なスケジュールを指示した。

サミット開催期間中に発表して男性完全復活の希望を示し、暴動を抑え込みたいという真っ当な理由があったのでお手伝いは惜しまないという。
カレンがいないことで今までの大統領の感じじゃないことを感じ取った怜人がそこを突っつくと、翔太は本音かパフォーマンスか、この生活に疲れていることを白状した。
読書、ピアノ、子供との時間。
700人も我が子がいればそっちの方が過労死しそうだが、それが今求めている穏やかな暮らしだった。

距離感はあるものの酒の力も借りて冗談も言い合えた二人は大いに笑うと、怜人はカレン抜きの翔太を信用し、九州に連れていきたい人がいるから招集してくれと頼んだ。


































