性夜にしたい
12月24日、とっぷり日が暮れた夕方。
イブに男女で二人きりなんて性なる夜以外にならないはずだが、侮蔑と気遣いの両方の言葉で誘われた彼にそんな淡い期待は抱けない。
そしていざ普通の服を着て迎えられると、逆に変態的な格好をしてないこともそうだが、別のことにもっと驚かされた。

プレゼント交換を済ませたらさっさと帰れというお達しなのに、室内はしっかり飾り付けられており、歓待する気満々のキラキラ感なのだが、その辺を指摘されても尤もらしく照れ隠しできるのがさすがの鷹峰さんと、気づけない朴念仁。
ボトルを開けて飯食ってアプリで遊んでと、健全な時間が流れていくが、全く性夜なんて頭にない彼はまだまだ健全な時間にお暇を告げようとする。
もちろんもっと一緒にいたいなんて口が裂けても言えない鷹峰さんは、飾りの片付けを手伝わせることで引き止め、肩車でスキンシップも図ることに成功。
椅子や机を使わせない理由も最高レベルの侮蔑を繰り出す鷹峰さんは果たして、自分がノーパンであることも計算に入れていたのか、そして後頭部にスカート越しとはいえ生マンがぐにぐに当たっていることに気づいた彼はベッドにすっ転んでしまい、彼女はまさかの顔騎クンニで身悶えさせられた。

それに気づかれる訳にはいかず、タイミング良く外がホワイトクリスマスになり始めていたので、ササっと自分でパンティを履くと初雪を一緒に観に行こうというしゃれた理由で彼を外に連れ出した。
そして相変わらずの凄い上から目線ながら、来年も一緒に雪を見ることを約束させたその瞳は、期待と不安が入り混じった可愛すぎる乙女心で揺らいでいたのだった。

解散する流れのロマンチックな散歩な散歩だったのだが肝心のプレゼント交換が済んでないので鷹峰家へ戻ると、どうせ彼はケーキだろうと高を括っていた鷹峰さんだが、その予想が裏切られていると分かるとこれでもかと彼のハードルを上げ倒し、まずは自分のプレゼントをオープン。
箱にちんまり入っている肩叩き券みたいなカードには主従逆転カードと書かれており、その名称通りに下僕扱いの彼が一回限り一時間だけ、鷹峰さんを好きにできる権利らしい。
相変わらずの彼女にちょっとさすがに呆れながらも、彼が渡したのはシンプルながらコーデや場所を選ばない手袋だった。
先日、ボディタッチの際に鷹峰さんの指先がかなり冷たいのを気遣った彼なりの、本当に相手を思った一品だから、嬉しくて堪らない乙女はまた悪態を吐いてしまう。

素直に喜べないツンデレが過ぎる鷹峰さんは、自分の悪ふざけ半分のプレゼントとの落差を誤魔化そうと罵詈雑言を吐き散らすも、焦りのあまりに今すぐカードを使ってと求めた。
好きにできる権利を与えるのだから、だからもう一線を越える覚悟で上目遣いを繰り出し、そして目を閉じた。

そこまでされたさすがの彼も手を伸ばし…
なかなかの性なる夜を過ごし、別れた後、鷹峰さんはさっそく手袋を使ったギリギリのエロ自撮りを送った。
クリスマスの次は大晦日からの年越し。
世間のイベントはなんだかんだ彼と過ごしたい鷹峰さんはまた居丈高に自分から誘い、初詣に行く約束を取り付けた。
新年を迎えるにあたり、除夜の鐘を打つかの如く煩悩を払っておけと指示する鷹峰さんだが、画像どころかいつ大事なところまで全部見えてもおかしくない全裸ヨガ中なのにテレビ電話をして、逆に煩悩を駆り立てた。

そして来たる元日、恋人と待ち合わせているエリと鉢合わせ、オシャレな着物に下がノーパンノーブラだと自己申告するものだから、鼻の下を伸ばす彼に心中穏やかではいられない普段着の鷹峰さん。
そうなったらやり直しで成人式みたいな豪華な着物に着替え直すしかなく、自分もノーパンノーブラだとアピールして彼の欲望を横取りにかかった。

しかしそれでムラムラしたのはエリ。
思わず鷹峰さんに襲いかかってしまうエリ。
そして神聖な境内で生乳を露わにしてしまった黒髪ロングとハーフの美少女二人は…
感想
履いてください、鷹峰さん6巻でした。
面白度☆7 ふにゃチン度☆9
彼にもそれなりの性欲はあるはずなのに、変態行為を続けられて耐性が爆上がりしているとしか思えないですね。
とはいえなんだかんだ、要所要所で可愛すぎる鷹峰さんよ。

































