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199話

黒髪娘から始まった交尾は、思ったより言語能力が残った。

 

夢見た交尾のとんでもない快感に理性が飛んでしまうのはデフォルト、ただきもちーの連呼ができるほど、目を強く閉じながら腰を上下動させられるほど、彼女の自我はしっかり保たれたまま、同僚の急かしも無視して快楽を貪った。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2022年36・37号

 

 

しかし、絶頂しながら無視は同僚をガチギレさせて回し蹴りを食らわされ、チン〇からすっぽ抜けて床に落ちた。

 

気にするのは彼だけで蹴った奴も蹴られた奴も意に介さず、蹴り女は唯一の男に暴言を吐くほど我慢も限界状態で、さっさと尻を突き出すと早く早くと怒鳴り散らした。

 

欲望に満ちた人の醜さたっぷりだが、慣れたものの彼はちょっと高揚しながら、お望み通りに一気に奥まで突き入れた。

 

瞬間、蹴り女は想像をはるかに超えた快感に白目を剥きかけ、文句なく人生最高の快感は早々に意識を飛ばそうとしてくるが、彼女はそれを越えて死さえ近づいてきそうな感覚に襲われる。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2022年36・37号

 

 

それからどれだけハッスルしたのか、嬌声が聞こえなくなった辺りでルーミとリーメアリーが部屋に戻ってきて、まず一人が床に寝転がっている理由を訊ねるが、彼もよく覚えておらず、体液まみれの二人を隣室へ運んでいく。

 

 

何事もなかったように身支度を整えた彼は、キリッとした顔でじゃあルーミとどこかに隠れておくというので、とにかく他人に厳しいリーメアリーは、用心して窓から出て行けと指示した。

 

結局応じるのが吉な彼はさっそく出て行こうとするも、窓の上にイマリが潜んでいるのに気づくのが遅れ、豪快に蹴り戻された。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2022年36・37号

 

 

イマリにしてみれば手配犯のルーミといる時点でバレないと思っている方がおかしく、剣呑な雰囲気を放ちながらリーメアリーに国母を裏切った理由を問うた。

 

だからリーメアリーも正直に、むしろ国母がこの世界に仇なしている悪人かも知れないので、それを確かめに行くんだ、まだ裏切っているのではないと答えた。

 

しかし負けず劣らず忠誠心の高いイマリは、疑念を抱いた時点で裏切りだと言い返し、鋭く睨みつけると、先に銃を取り出して臨戦態勢に入った。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2022年36・37号

 

 

ただそれは信号弾用の銃で、リーメアリーたちに一人で立ち向かうような愚行はあり得ず、城付きのガーディアンを呼び寄せるためのものだった。

 

ここまでのやり取りで交尾しか切り抜ける手はないと判断した彼が勇ましく立ち上がると、男の無双っぷりの情報を仕入れているイマリは、より強く敵対心を露わにした。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2022年36・37号

 

 

そしてリーメアリーとルーミに男を始末する気がないと察すると、本当に残念に思いながら信号弾を撃ち上げたのだった。

 

 

感想

パラレルパラダイス197話198話199話でした。

国母は呪いをかけられるし、最強の騎士までいるしで、今度こそ残機0になりそうですね。

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