40話
カレンが怜人クローンを作るのに利用したのはもちろん、三賢者がこさえたおぞましき聖母の子宮だった。
女性だけで子孫を作ることの倫理観ではなく合理性に疑問を抱いたキチ女は、子宮を使うとしてもっと効率が良い方法を考え、最も有名な男の怜人を増やせばいいと導き、彼に惹かれている女も幸せにできてwinwinだと考えた。

クローン怜人がどんどんセック〇して子供を作れば女性オンリー繁殖よりはるかに効率的に増やしていける訳だが、彼にしてみれば性欲回復薬ができたばかりでクローンなど不要だと激昂。
しかし、カレンの思惑はもう一つ、人類の数を適度にコントロールしたいという企みがあり、世界中の男女がかつてのようにハッスルするのは望んでいないのだ。

果たして人類を手中に治めようと企むカレンの最終目的は何なのか。
大所帯アイドルみたいに増やされたクローン怜人の生殖能力を確かめる方法は、彼のファンで拉致監禁された女性たちとの強制子作り。
イザナミ特製催淫剤まで用意されているものの、特別枠の朱音は記憶まで植えつけられたファーストクローンをあてがわれたパターンだった。

まさに狂気の沙汰。
50人の怜人が50人の女とメイティングする恐怖映像。
カレンのキチ行動により、SFホラーの様相まで呈してきた。

何も知らない女性たちが本物だと思って激しく求め合い、子作りのために産み出された悲しきクローンたちも、目の前の女に腰を振っていく。
その光景に嬉々とするカレンに怯まず、彼は大統領が知れば黙っていないと指摘するが、その程度を気にする女ではなく、国際問題にならないことも分かっていた。
世界の首脳陣かはたまたフィクサーか、それらと繋がっているカレンの行動が国際的に問題にされる道理がないのは、クローン怜人でも欲しがる寂しがりが各国のお偉いさんにいるから。

最早彼がどれだけ倫理観を説いてブチ切れようと、己の欲望のためかそれとも本当に世界救済を思ってのことか、サイコガールがさして気にすることはない。
そもそも何も知らない彼女たちが恍惚の表情で悦んでいるのだから、オールOKだと本気で思えていた。

そしてこんな禁忌を犯しまくってしまうのも、怜人が頑なにメイティングを拒んできた唯一のナンバーズなものだから、オスらしくない精神に興味が湧いてしまったのだ。
だからオスとして異端な怜人のクローンをこさえてどうなるかを確かめたかった研究者的な探求心もあり、それはカレンが愛だ恋だのを未経験なのも関係していた。
ともあれ面白いのはここから、朱音の次はちゃんと生きている美来がどうなるかであり、その相手はオリジナルの記憶を植え込んだ朱音と同じ奴だった。

彼女が生きていることに本当に喜んで抱きしめる彼に対し、美来が涙を流した意味とは同じ感動なのか…
感想
終末のハーレムアフターワールド39話40話でした。
まさかクローンだとは思いませんでしたけど、やっぱり朱音のエロ可愛さはド級です。
「終末のハーレムアフターワールド」41話42話ネタバレ最新話修正前43話。愛の力で偽物を見破るも残酷な二択と反旗!
































