232話
敵になる可能性があるリーメアリーは二人にエールを送り、イキ逝ったコウを介抱するために他のガーディアンとこの場を離れた。
部屋に戻るまでの道中、サクラは三千年も国を治めてきた国母は本当に倒すべき敵なのか、彼が本当に勝てると思ってるのかとリーメアリーに訊ねた。
今までの常識を破壊された神々しいガーディアンはだからこそ、未知なる可能性を秘めた彼に正してもらうため、信じようと返した。

そして二人になって心許ない彼とルーミは、いよいよ国母の間に続く扉を開けて中に入った。
そこにはまだ廊下が続いており、突き当りにはコウモリの意匠が飾られた重厚な扉があった。
それはキルアの家の極重ゲートのように動きそうな気配すらなく、人の力ではどうしようもない様子。
いきなり通行止めにあって難儀した直後、可愛い顔をしたウィスプが喋りかけてきた。

人の魂のはずで喋るなんてあり得ないだろう存在から話かけられてびっくり仰天している間に、ウィスプはこの扉を開けて国母を殺したいの?とストレートに訊いてきた。
ただ即座に、これは中からしか開けられないし、国母の通す意思がないと開かないから残念残念と、全く感情が読めない顔で捲し立てるも、落としてから上げるトーク術を用い、実は外からでもある方法で開けられると繰り出した。
それはこのコウモリに処女の血を吸わせることで、非処女じゃダメだときっぱり否定。

別に殺す必要はなく、献血くらいのノリでコウモリにかければOKだし、三千年もこの部屋から出てない国母が逃げることはないとウィスプは言う。
その全てを今は信じるしかない彼らは、すぐ引き返すことにした。
手をこまねいている内に崩月や血抜きで亡くなっていく女の子たちのために。
二人が行った後、もう一つウィスプが現れ、アドバイスウィスプにお人好し過ぎると言いながら嫌いじゃないと、ツンデレを見せた。
さて、宿屋に戻るとコウも元通りになっていたが、従業員も含めてこの場にいるのは全員が経験済みの非処女のみ。
街にいる子たちは全員が処女だろうから頼める数は圧倒的だが、国母打倒のためになんて理由で引き受けてくれる一般人は果たしているのか。

すると従業員ちゃんたちが、友達に凄い性獣がいるので報酬に交尾を持ちかければイケるだろうと教えてくれた。
感想
パラレルパラダイス230話231話232話でした。
三白眼かと思いきや、存在感が消えていたブチ切れ喪女だったとは。
「パラレルパラダイス」ネタバレ最新233話234話235話。お上品なお嬢様の方がむしろ性に興味津々で今を生きている!
































