地獄の業火に焼かれて
宝玉を奪い取った後、残りの一人に弓矢を防がれた対策のため、大賢者とコッラの共作道具をリュックに詰め込んでいると、ボスの宮市を見張っていた王女たちが危機に陥ってしまった。
宮市は溶岩さえ無効にする札に書いたことは絶対なスキルを持っており、王女とオークが溶岩流に飲み込まれそうになっていた。

大賢者が調べた地形情報を悪用した最低最悪の攻撃で、底意地の悪さを表した愚劣の極み。
私利私欲の塊のくせにいつまでも女性の地位向上などとおためごかしを言うものだから、安田に股を開きたいだけのメスだと指摘してやれば、本性を露わにして現実を見たくないバカさまで露呈。

バカなのはここから、コッラの一矢が特殊な燃える草の火炎攻撃だなんて思いもせずに受け止めたことで、延々と炎に包まれることになったバカは燃焼でまともに酸素が吸えなくなり、札を使おうにも即座に燃えてしまい、ついに酸欠で倒れたのだった。
溶岩で人を焼き殺そうとした外道には同じく、拷問を食らわせることにした。
呼吸はできるように逆さ吊りにし、先に捕らえた二人も引きずり出しまとめてジャッジタイム。

もちろん即座に自分だけ助かる方法を模索し始めた宮市は、自分たちで痛めつけた女性たちもいるのに気づくと、瞬時に元の世界の女性の味方気取りを始め、逆に清々しいほどにタケシは女性を利用しているだけのクズだと責め、相手を下げて自分を良く見せる手法をぶち込んだ。
自分がイカレタ虐殺犯なのは棚に上げてぶち込んだので、さすがに女性陣は誰も騙されずに賢明な反応を返してくれる。
するとクズはお得意の涙を流しながら罪を償わせて欲しい的なことを吐きつつ、ザコ二人の命で勘弁してくれと殊勝な感じで軽く本性を表した。
これで宮市の本性が自分第一、他人の命など同級生でも知ったことではないのが証明された結果、タケシに煽りに煽られて利用されていただけだとこれでもかと聞かされたザコ二人は、やっとこさ反旗を翻して仲間割れをおっぱじめるが、さっそく聞き捨てならないことをゲロった。

やはりこいつらもご多分に漏れず、タケシ妹を焼き殺した放火殺人に関与していた。
ここでもまたイカレタ言い訳を繰り出して正当化しようとするドクズッぷりを発揮するザコ共だから、直接放火していなくてもこの世界での罪はもちろん別の話。
ということで一人目は自分がやってきたのと同じように、運がいいのか悪いのかその身を以て確かめることになった。

もう一人は祖父を殺されたコッラが憎しみのままに切り刻もうとするが、まだ幼い少女に人殺しをさせるのは忍びなく、タケシが胸糞悪い害虫駆除を請け負ったのだった。
締めは放火のきっかけを作った元凶の一人とも言えるメス外道。
溶岩の熱をも無効化する札に書いたことは実現するチート並のスキルを持つが、身動きできない状態で溶岩の海に落ちたらさっきと同様、焼かれて死ななくても呼吸ができないし色んな穴から溶岩が浸み込んでジ・エンド。

こうしてトチ狂ったフェミバカ3人を始末した後、大賢者である祖父に驚愕の仮説を聞かされていたことをコッラが打ち明けるのだった…
感想
豚の復讐6巻でした。
今回はハラスメントとフェミニズム狂人のパターンで、今までに勝るとも劣らない胸糞悪さでした。
評価は今まで通り、良くも悪くもヤバイ漫画です。











































