244話
大して休むも間もなく襲撃しに来た、リーメアリーと思われるヤバ気なモンスター。
扉をガチャガチャ押し入ろうとしているが、カルも入れない強固さだし結界も張ってるし、イマリは安心して薄めに妙薬を彼に塗ってと促した。
果たしてカル程度と同等と考えたのがあまりに浅はか、このタイミングで現れるモンスターなんて通常レベルを遥かに超えているに違いなく、いとも容易く鉄格子をこじ開けて入って来た。

それでも結界に弾かれるはず。
イマリはそう信じたかったがモンスターはぺたぺた悠々と進み入って来るので、もう確定させるしかない。
モンスターは弾かれるはずなのにそうならない、つまり見た目こそ醜悪な化物だが中身は人間。
彼がまだ満身創痍で他のガーディアンもお休み中とあらば、イマリも覚悟を決めるしかなかった。
死地に赴くイマリに対し、彼はある程度は自信がある弱点として鼻だと教えておいた。
そして角だらけになったリーメアリーと対峙。

神々しさも顔の面影も無くなった落ち武者モンスターになってしまったのがリーメアリーだなんて、まさに人類の損失。
そうは言っても殺すしかなく、イマリは数奇な運命を呪いながら銃を構えるが、モンスターはぷるぷるし出したかと思いきや、フリーザが最終形態になったかのような絶望感をぶつけた。
目ではとても追えない速さで膝蹴りをぶち込まれたイマリは一発で血だらけ、成すすべなくマウントポジションを奪われるとボコスカ殴られ始め、あっという間に大ダメージが蓄積されていく。

それでも鼻に一発ぶち込み返してやろうと銃口を向けるが、強いし賢いし抜かりのないモンスターは即座に銃を叩き落として遠くにやると、顔の形を変えるつもりでボコ殴りを再開。
薄れゆく意識のなか、イマリは時間稼ぎになっただけでもまあ良し、彼に頼んだぞと願いながら死を受け入れた。
直後、モンスターの鼻が後頭部側から貫かれ、黒色の切っ先が飛び出した。

倒れたモンスターの向こうですっかり回復したらしい彼がおり、凄まじい効き目の妙薬にイマリは驚かされるばかり。
リーメアリーの勇姿に報いるために躊躇なく突き刺し、亡骸に謝る彼。
しかし弱点を貫いたのにサラサラ消えないことを瞬時に疑問に思わず、ちょっと感傷に浸ってしまった彼は、完全に気を抜いた状態でぐしゃっと足裏蹴りをぶち込まれてしまう。
鼻がじゅぶじゅぶ回復している様子を見た彼は、雄々しい角だらけの形態に豚ではなく猪かと察した。

猪なら弱点はどこに変わるのか、その心当たりがあるのか別の秘策があるのか、刀を構えた彼は割と自信あり気だった。
感想
パラレルパラダイス242話243話244話でした。
今まで関わったガーディアンが勢揃いとかも熱い展開ですが、もしかしたらモモが二重の裏切りをするかも知れないと期待します。
「パラレルパラダイス」ネタバレ最新245話246話247話。必ず最後に愛は勝つと信じたい魂の叫びは怒りを呼び起こす!



































