次はアナタがヤられる番です。3巻
男の娘なのかガチな美少女なのか、とにかく裕福な生まれで親から命さえも好き放題に買い与えられ、それを無残に奪い続けてきた最悪な人格の持ち主のボマーガールが、二次元こそ至高と崇めてリアルの人間を毛嫌いするようになったアニオタ眼鏡くんに近づいた。
目を覚ますと美少女にしか見えない女の子がスカートで騎乗位体勢を取っており、彼は下半身の猛りを感じてどうしようもない。
三次元女子なんてと忌避しながらも、身体は正直に反応して捲り上げられていくスカートの奥に視線が吸い寄せられていく。

そして男か女かはっきりする股間を見た瞬間、眼鏡くんはイった。
田中教諭と合流して山田と音無は物置部屋みたいなところに逃げ込んだ。
不登校として姉のことも田中教諭が把握しているのを知り、彼は元気溌剌で大勢から憧れられたかつての姉がいたならと、ない物ねだりに耽った。
山田衣杏那は埜満田詩織という親友がいる、超人的な女子だった。
美人で部活の助っ人をよく頼まれ、明るく教師からも頼られる非の打ちどころのない人間。
弟の晴人だけがささやかな弱点を知っていて、あくまでやたら距離の近い姉でしかないが、高校生になっても押し負ける関係は変わらず。

弟に裸を見せるのも何とも思わない衣杏那が愚痴を吐けるのも家の中ばかり、無数の期待を背負って姉が歪んでいっているなんて、この時の山田はまだ知る由もなかった。
そうして過去を振り返る時間も大して許されず、逃げ込んだばかりの部屋にもノリで参加しただけのテロリストが無理やりにドアを破って入って来た。
そして二人を逃がそうと果敢に立ち向かった山田は横腹を撃たれ、覚悟のないクズは一線を越えて情けなく返り討ちに遭った。

別の部屋に逃げ込んだものの、田中は重傷の生徒を置いてどこかへ行ってしまう
残された音無は羞恥心などどこかへ捨て、少しでも出血を止めようと学ランで押さえ、寒いというなら肌の温もりを分けようと抱きしめた。

杏那の弟なのに宇佐井の悪行を知らず、あまつさえテロ側ではと疑いを持たれたことに気づいた田中はブチ切れそうだった。
宇佐井への憎しみ。
行動の根源はそれしかなく、宇佐井の仲間だと思われるのは耐えがたい屈辱だと再認識したところで、養護教諭としてよりも誤解をされたくないために、やっぱり山田を治療することにした。

救急箱を携えて戻った田中は、必要とは思えないがチン〇まで触って触診し、音無に薬の追加を取りに行かせた。
そして保健室に行った音無は、田中への更なる違和感を深めることになった。
取りあえず応急処置を済ませた田中はもう精神が正常じゃないのが誰が見ても明らかなまま、とにかく宇佐井が諸悪の根源だと捲し立てる。
急にハイになったり落ち着いたりした後にどこかに電話をかけ始めた田中は、テロリストの仲間の可能性が高い。

音無は保健室で見たある物からそう判断し、それを山田にも伝えるが、重傷人との二人じゃ今は安静にすることが最善策。
腹部に激痛が走りながら、好きな人の生足膝枕でロマンスが加速する一方、女子たちを辱める外道生配信が行われている教室ではクズ共と同レベル視聴者の悪ふざけが加速していた。
尿意が我慢できなくなった女子はトイレに行くこと許されず、その場でお漏らしさせられ世界中のクズ共のオカズになった。

悠々とトイレで用を足し、奇襲を仕掛けてきた男子も軽く返り討ちにした傭兵はボスからの宇佐井炙り出しの新たな指示を受けた。
教室は放尿プレイで盛り上がった勢いのまま、小太り男子に乳首を吸わせて恥辱と狂気が止まるところを知らない。

低俗な悪ノリは放置し、傭兵はボスの言うままに放送で宇佐井を炙り出すための指示を通達した。
死者と生者が入り乱れ、何か所かで男女の営みが行われる地獄絵図の中、密かに宇佐井の一味だった男子が悪徳教師を差し出すため、我が身可愛さで真っ先に動くことにした…

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次はアナタがヤられる番です。4巻
首謀者が恨み辛みを抱く宇佐井がやっと表に引きずり出される。
それをしたのは、おぞましい悪事の片棒を担いでいた同じ穴の狢の男子生徒だった。

この期に及んでも自分でした事の重大さから目を逸らし、責任を宇佐井一人に擦り付ける独自の論理で逃げ切ろうとする思考回路だからこそ、宇佐井を差し出すのも当然。
欲望を止められず、悪意につけ込まれ、一人の少女が無残に命を奪われたことで起きた、日本犯罪史を塗り替える大量に犠牲が出た愛と復讐のためのテロ行為。

しかし多くは、奪われる必要のない無関係の命だった…

感想
次はアナタがヤられる番です。1巻と2巻と3巻と4巻で完結でした。
いくつかある学校襲撃系と、淫靡なエロティックさを合わせたバイオレンスサスペンスでした。
現実でも教育界、教師のクズの多さには辟易ですね。


































