256話
体液臭い部屋に集まったメデューサたち。
殺されたはずの千歌たちが仲良く現れて女子は仰天するばかりだが、千歌らはご丁寧に説明してやるつもりはなかった。
確かにカチュアは千歌にナイフを突き立てたがカレンと同じく引っ込むタイプのオモチャで、攻撃を食らった瞬間に千歌はカレンが生きていることを察した。
それで小夜子に合図を送った直後、洋子からメッセージが届いてカチュアが味方だと確信した小夜子は、どうにか女医の目を欺くための行動に切り替えた。

監視カメラ虫を破壊し始めると、負傷したラファエラも狙撃に協力してくれ、意図が全員に伝わっていることも察した。
しかし地を這う蛇型ロボットを悠長に探していられず、建物ごと吹っ飛ばすことにしたのだった。
爆発を全員に文字で知らせて外に逃げ出し、全員が巻き込まれない状態にしてから爆発させたので無事だった。
他の後輩は分からないがラファエラは不自然なカチュアの動きで千歌たちも守ろうとしているのに気づき、だから小夜子を手伝ったのだ。

ともあれまずラファエラは治療のために離脱することを決めた直後、洋子たちも合流したのだった。
あや、小夜子、ラファエラ以外のメンバーでかちこまれた女医はカチュアの記憶改竄されてない意味も分からなかったが特に慌てず怯えず、後輩メデューサだけでも減らそうと起爆スイッチを押そうとスマホを出した。
直後、指より速く千歌が刀を振り下ろして女医の腕が飛んだ。

あやに借りてきた刀はチン〇と首を刎ねたばかりでも切れ味抜群、ただでさえ戦闘力がない女医はこれで万事休すの絶体絶命、しかし彼女の覚悟はバッチリ決まっていた。
片手が斬り落とされたのに特に痛がる様子もないのは、事前に鎮痛剤を飲んで備えていたからで、その効果が切れるより先にカチュアらの頭の爆弾が起爆する方が早かった。
つまり女医はどれだけ拷問されても喋るつもりはなく、殺される覚悟もできていた。

サイコパスで父親と交わるド変態でマッドな研究者。
それでも親に対する愛情だけは人並みにあるようで、制限時間内に羽黒の制圧を成功させたとして、所長を殺さないでくれるなら爆弾を解除すると持ちかけた。

警備隊に阻まれて不測の事態に陥った羽黒組は果たして、作戦を成功できるのか…
































