変なバイト見つけた 時給××万円の理由がヤバすぎる3巻
吉田は難解な暗号をの意味を解いた。
酸素の記号化をきっかけに紐解いていくと、ある人物への忠告が浮かび上がった。

この推理が正しいと証明するには、今も犯人が被害者のスマホを持っていれば確定する。
それはタイミングの良さも重なって、あっさり証明することができた。

なぜ女子大生は近しい間柄で洒落にならない事件を起こしたのか、その理由は犯人の親が歪んだ愛情と顕示欲と承認欲求の塊の、子を道具にして自分たちが輝くことしか考えないクズだったのが、彼女が歪んだ考えを持つ原因だった。
被害者にしてみれば歪な家族関係のとばっちりを受けただけだが、犯人もまた被害者なのが判明した事件だった…
昼食の権利だけで依頼料がなかった吉田は金欠状態で翌日を迎え、安い酒とおつまみを外で食っていると、カプセルに入った妙な紙を拾った。

直後、現れた人懐っこい小学生男子が現れ、自分の学校の大金持ちらしい綿貫校長先生が宝物を隠した暗号だと教えてくれた。
吉田はすぐネットで検索し、リアルワンピースだと話題になっているのを見つけた。
暗号文と綿貫という名前からすぐ解けそうな暗号だが、吉田は勝手にお宝が埋蔵金だと解釈してスレ民たちに分け前を約束し、暗号解読に協力してもらった。
結果、小難しく考えずに綿貫なのだから「わ」「た」を抜いて読めばまるかくと導き出せたものの、「まるかく」もまた意味の分からない言葉なだけ。

しかしこれは、この辺りの地元民、特に子供ならすぐ思い当たる場所を示していた。
翌日、昨日会った少年の高木ユウトに答えを教えてもらい、その場所で次なら暗号を発見。
またカプセルに入った紙切れを一つずつ見つけたが、今回はパッと見てわかるレベルではなくなっていた。

ユウトの予定もあってこの日は謎を解く前に解散、スレ民たちの知恵を借りて導き出したのは、正確に字は違うがそのままゾウハリと読み、また地元民なら分かる場所だと睨んだ。
しかし翌日、いくらゾウハリで聞き込んでも誰も何も思い当たらず行き詰まり、ユウトと合流するのを待っていると、怪しい奴がうろついてると見られて警察に声をかけられた。
そこで運良く、写真撮影バイトの事件解決の際にいた警官がいてスムーズに信用してもらえた結果、高木ユウトが昨夜から行方不明になっているのが分かった。

吉田はこう考えた。
昨日、一人で暗号を解読したユウトはその場所に行き、別の埋蔵金目当ての何者かに襲われたのではないか。
するとスレ民は地元民じゃないとまず分からない暗号、その暗号を考えたのが小学校の綿貫校長、その学校の子供が行方不明。
つまり綿貫校長は子供に邪な欲望を抱く輩で、宝探しは生徒を誘い込むために作った罠かも知れないと。

確かにこれは、知識がまだ少ない子供だからこそ解きやすい暗号になっていた。
そしてゾウハリではない本当の答えが分かって次の場所へ行き、そこではこの辺りの地図と新たな暗号を発見。
そこが示す場所で、高木ユウト誘拐事件の真相が明るみになるのだった…

今は善良な大人の顔をしながら、かつては邪悪で長年の間にかけて恨まれ続けるクズだった人間の悪意と、被害者の治まらなかった怒りが引き起こした事件だった。
吉田の存在が一人の少年の心に大きく残った後、次は割のいい仕事にありついた。
言わば新入居前の不動産の清掃の仕事だったが、あまりに癖と闇が凄かった…
感想
変なバイト見つけた 時給××万円の理由がヤバすぎるでした。
謎解きが面白いし、犯人がガッと来そうな不気味さもあって表紙の印象に比べたらいい裏切り方をしてくれました。






































