フロアーの奥では美紀がその崩れた音に耳を澄まし、ゆきたちの声が微かに届いていた。
彼女は精一杯の大声を出したが、既に3人は階下に駆け下りてしまっていた。
美紀は意を決し避難部屋を出た。
崩れたバリケードの傍にサイリュームが落ちているのを見つけ、それは階下の方へ点々と道標のように落ちていた。やはり誰か来たのだと思い、再び声を大にして叫んだ。
モールの出口にまで戻って来ていた3人。
その時、ゆきが声が聴こえたといって中に戻っていってしまう。
すると、ホールに置かれているピアノの上でゾンビに囲まれている美紀がいた。
著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし2巻
だが気が緩んだ美紀はピアノから落ちてしまい、ゆきが危険も顧みず群れの中に飛び込んだ。
りーさんがゆきの持ってきた防犯ブザーを鳴らして注意を引き、くるみが何とかシャベルで蹴散らすことができた。
しかし、二人は既にボロボロになっていた。
著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし2巻
二人を車に運び、手当てをしながら噛まれているか確かめると、どうにか噛まれてはいないようだった。
美紀の荷物にあった生徒手帳には、これまでの生活が記録されていた。
圭と放課後に立ち寄ったモールで騒ぎを聞きつけ、逃げようとした時にはもうゾンビが溢れ出していた。
服屋のフィッティングスペースに隠れそっと隙間から覗くと、噛まれた人間がゾンビになる瞬間が見えた。
その後、運よく生き延びた人たちと避難スペースを作って、11人でのサバイバル生活が始まった。圭はみんなを引っぱるリーダー格の男性に心惹かれていたようだった。
著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし2巻
しかし、その男性が噛まれたのを隠して戻ってきたせいで、夜中の内に感染していき、あっけなく二人きりになってしまった。
そして、しばらくして圭は出ていった。
考察と感想
がっこうぐらし!2巻でした。
1巻ほど何か仕掛けられてはいなかったと思います。気になったのは、めぐねえに遠足の許可をもらいにいったゆきが、職員室の扉を開けた時の一コマで、色々含めているように見えます。
買ったCDも何かの伏線な気がしなくもないですね。
あと、りーさんの胸は相当でかいです。服を試着しているシーンでよく分かります。美紀のガーターベルトもセクシーだし、絶妙な色気を時々挟んでくれた2巻でした。































