繋がる二人
雨に降られてびしょびしょのまま家に帰った冬子がベッドに倒れこんだ直後、夏姫がやって来た。
今度は夏姫への怒りが膨れ上がり、上から目線で男をあてがわれて哀れんでいたことを知っていると話し、自分の人生を夏姫のために擦り減らすんじゃなかったと告げた。
しかし夏姫も、仕事を頑張ったのは母を許せず女に向き合えない自分のためでしょうと、負けじと言い返し、激しい姉妹喧嘩が始まった。

姉は妹が家を出て、女を使って金を稼いでいることに傷ついた。
妹は、母を憎み自分のために仕事だけに人生を使っている姉を楽にしてあげたかった。
小さくて特に母の記憶もない夏姫は、そこでようやく本音を出した。
騙していたことを謝り、自分にとっての母親はお姉ちゃんだと。

わだかまりを残さないため、夏姫は平田を使って騙したこと、冬子は夏姫のために人生擦り減らすんじゃなかったと言ったことを謝り、お互いに一発ずつ引っ叩き合った。
残された問題は平田だった。
冬子は夏姫に彼を譲ろうとするが、初めてのセックスを失敗したくらいでそんな思い詰めなくていいし、彼はまだ童貞のままだと教えてあげた。

その直後、彼がやって来たのである。
そして彼も最初は騙していたことを謝り、でもだんだん好きになっていったと告白。
それでも彼女は一発引っ叩いて夏姫とくっつけと怒鳴るが、彼の心はもう決まっていて、強引にお姫様抱っこで持ち上げ、布団の上に運んでいく。
冬子は受け入れる覚悟をしたが、ホテルで咥え込んだ積極的な様子は全くなく、恥ずかしくて枕で顔を隠していた。
でも拒絶はしないので、彼は背中を撫で、乳首を啄ばみ、徐々に下がって足を開かせ、お返しとばかりに激しく舌で刺激した。

そしてトロトロに蕩けた顔になった彼女の中に、今度はしっかりゴムをつけて突き刺した。
相手の中に入れる気持ちよさ、相手を中で感じる気持ちよさを知って、二人は大きな一歩を踏み出したのだった。
初体験した翌朝にさっそく、二人は昨夜の余韻そのままにまた激しく求め合って愛を確かめた。
二人は雨降って地固まったが、夏姫が最近全然男とヤッていないことに気づいていた冬子は、今度は妹にかかった女の呪いを解いてあげようと思った。

姉妹が本気で恋したのは、同じ一人の男。
果たして、夏姫の呪いとはなにで、また男で喧嘩をしないでいられるのだろうか・・・
感想
三十路おとめとモテはたち4巻にて完結です。
面白度☆7 エロ度☆8
童貞、処女、ビッチをこじらせてぐちゃっとしながらも、しっかり落ち着くところに落ち着いた終わり方だったと思います。
ラストは夏姫のその後を主に描いていて、これぞ夏姫という感じでしたし、冬子はやっぱり可愛かったですね。
女性の艶めかしさが見たくなったら、是非甘詰作品を。




































