シュージはバックレに指示を出した時の動画があると脅して芦田を呼び出した。
そのまま尾頭のところに連れて行けば作戦成功だったが、怪しんだ芦田はシュージの背中にナイフを突きつけてきた。
そこにギバが現れたので、シュージたちは一先ず逃げ出した。
芦田が仕方なくシュージ側につくことに決めたその時、嘉門は尾頭の指示で芦田のフリをしてギバ側にメールを送ったのだと暴露した。
訳が分からなかったが、シュージはとにかく芦田を尾頭のところに連れて行くのが最善だと考えた。
セクシーはシュージが配信し続けてくれているので、どこにいるのかすぐに分かり、それをギバに伝えていた。
しかしそれは、シュージと嘉門のフリをした、メイとリクオだった。

尾頭に突き出された芦田は簡単に口を割った。
その時、メイの携帯でギバが電話をかけてきた。
そこでようやく、シュージのアカウントで配信していたのがリクオとメイで、嘉門に唆されて囮役をやっていたことを知った。
ギバは二人を人質に起死回生を狙おうとするが、足手まといになりたくなかったメイは胸をさらけ出してBANさせた。

全てメイが納得ずくでやっていることだと聞かされるが、シュージは何が何でも助けに行くと言い、今度は尾頭まで脅し、セクシーに連絡を取らせた。
セクシーと話したのは嘉門で、彼女の裏切りは不問にするから寝返らせ、ギバの裏切りの証人にした。

尾頭に、どうしてシュージなんかのためにそこまでするんだと訊かれたが、嘉門は答えをはぐらかした。
シュージはギバのアジトに着いた時、丁度ギバが尾頭の部下に連れ出されているところだった。
そしてリクオが、血を流して倒れているメイの傍にいた。
シュージの囮になると決めた時、メイは彼宛にメールを書いていた。
自分でも体を売り、子供にも売春させてクズな生活を送っていたある日、道端に転がる小石と変わらなかった彼女に声をかけてきたのがシュージだった。
怒り、悲しみ、喜び、配信をして自分の存在を確かめさせてくれた彼と一緒にいたいと思うようになると同時に、同じ底辺まで落ちてきて欲しいと願ってしまった。

落ちた彼を見て安心した彼女は、だからなりふり構わずギバに立ち向かった。
メイは自身の半生を文章にして、出版編集者から好感触をもらっていた。
嘉門は尾頭の仕事を手伝うようになり、先生は児童売春組織の存在を黙認し続けていた。
そしてシュージは・・・
感想
奈落の羊6巻にて完結です。
面白度☆7 闇度☆8
配信と言えばユーチューバーのイメージですが、逮捕される人間もいるくらいですから、基本的にいいイメージはないですね。
ともあれ6巻まで続いたということは、時代にマッチした題材だったのは間違いないんでしょうし、クズ&尻軽女コンビはなかなか衝撃的でした。
いつか、メイが妹と和解できる日がくればいいですね。



































