まさかのクラスメイト殺害に恐ろしくなり、神の助けを請うた直後、天使の梯子みたく曇り空から光が差し込んだ。
そこから舞い降りてきたのは、背中に羽を生やした巨乳天使だった。
そして、慈悲深い笑顔を零してみんなの死を願い、ディヴァインセイバーのような回避不可の全体攻撃を降らせ、屍の朝霧に止めを刺したのである。

天から舞い降りてきたのは、魔王軍幹部の堕天使フォルネウスとか言う、設定資料で気になっていた敵キャラの可愛い子ちゃんだった。
犬耳の肉体派も同じく幹部のグラシャとかいう単細胞っぽい好戦的な奴で、クラストップカーストに君臨する毒島メグの首筋に吸いついてHPを減らしたメガネイケメンも同じく幹部のアドラで、グラシャとは犬猿の仲のようだ。
最後にミサイルみたいな威力の矢を放ったエロ過ぎる身体のダークエルフのサタナキアが現われ、魔王になった堂巡に性的にも忠誠を誓った。
その4人が、四者四様一騎当千の魔王軍幹部たちだった。

そして4人の活躍によりクラスメイト率いる人間軍は退却を余儀なくされ、4人とモンスター軍は魔王ヘルシャフトに跪いて「ヘル!ヘル!」と大号令で勝利の雄叫びをあげたのであった。
勝利を治めて城に帰れば、鋼鉄の鎧の身体なのに堕天使とダークエルフの胸のおもてなしの感触がリアルに感じられる。
そんなことより、授業でVRシステムを使ってなぜバイト先の職場で作っていたMMORPGの世界の中にいるのかさっぱり分からず、誘ってくるフォルネウスに素の堂巡でドギマギして返すと、急激に二人のLOYALTYと書いてあるゲージが減少した。

途端に二人の態度は冷たくなって視線までゴミを見るようになり、アドラの要望にもうまく応えられなかったようで、いよいよ魔王じゃないのでないかと疑われ、殺すか拷問かの裁きを下されそうになっていく。
そこでLOYALTYが忠誠心かなんかだったことと、魔王ヘルシャフトのデータはバイトの自分が作り上げたといっても過言ではないキャラだったのを思い出し、一言一句間違いない魔王の台詞を告げ、どうにかこうにか忠誠心を取り戻して死を回避したのである。
とにかく君子危うきに近寄らずで自室に引っ込んでこれからどうするか考えようと思ったが部屋の場所が分からないので、視察のフリで適当に歩き始めた矢先、なぜか厨房でコキ使われていた担当上司の哀川さんと遭遇したのである。
しかも、ノーパンだった。

はっきり言って苦手な相手とは言え、正体を明かせる相手に会えてちょっとホッとしたものの、魔王じゃなく堂巡だと分かると、態度は現実と変わらない威圧的なものに。
とは言え、年頃の女性らしくノーパンをバレたかどうかを気にして、結果照れてからキレる可愛いところもあった。

ノーパンはさておき、哀川は既に半年もこのMMORPGの世界にいるらしく、一方的でも現実からの情報が送信されてくるのによれば、システムエラーで脳データが破壊され現実の自分たちの肉体は仮死状態にあるようだ。
システム的に何がどうなってこうなったのか説明されたが、それよりもクラスメイトが魔王を倒してゲームクリアを目指しているのが一番の問題だった。
なぜなら、今クリアしても肉体の脳にデータがないため、ゲーム内の意識データは行き場がなくて消滅するらしい。
つまりリアルに死ぬのだ。
クラスメイトたちプレーヤーはゲーム内で死んでも生き返るので朝霧の死は気に病まなくて済んだが、魔王である彼と哀川は一度でも死ねばジ・エンド。
魔王が堂巡だと知られても、正体を知ることで殺せるアイテムがあるらしいのでジ・エンド。
一通り衝撃の説明を聞いた後で、ようやく重苦しい鎧を外してみた。
中身は元の彼の姿で爽快感があったがそれもそのはず、中は全裸で、哀川のノーパンの中身を見たお返しをする形になってしまうのだった。

そんな最悪のタイミングでまた性的な誘いに来たフォルネウス。
鎧の装備が間に合わずに兜だけ被るという変態な姿を目撃され、おまけに人間の奴隷風情と二人っきりでいた理由の説得力を持たせるため、哀川を陵辱しようとしていた設定しか思い浮かばず、いつも強気だがおそらく経験のない彼女のスーツに包まれて見えなかった巨乳な胸を揉みしだいたので、当然フルになったヘルシャフト。

それをパイズリさせるという鬼畜の所業にも出た。
果たして、フォルネウスは疑いを消してくれるのだろうか?
感想
エクスタス・オンライン1巻でした。
面白度☆8 バカエロ度☆8
流行の異世界ものやゲーム世界に取り込まれる系は溢れすぎてて読む気はしないんですが、これはたとえ灰になってもの作者が作画なので読んで見ました。
個人的にそそるエロさではないですが、絵はまあなんだかんだ好きですし、内容もけっこうおもしろいと思いました。
できればシリアスが強いのが好みなので、これからの展開に期待です。




































