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16話

べリアルはある家を訪れていた。

 

玄関を開けたのは顎鬚を生やしたパーマ頭の男で、人間と結婚したアスモデウスだった。

しかし訪ねて来たのが同類は同類でも、べリアルだと分かると、さり気なく扉を閉めて追い返そうとし、べリアルは足を挟んで中に無理矢理入ろうとし、帰れ、入れろの押し問答が始まる。

この愛は異端
著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2018年3号

 

 

すると、家の中から小さな子供を抱いた女性が現れた。

 

アスモデウスにサラと呼ばれた女性は、べリアルが夫と同じ悪魔だと分かり、元クリスチャンの名残で夫を諭し、招かれざる客を家の中に招き入れた。

この愛は異端
著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2018年3号

 

 

 

人間の女と結婚した同類をまずは正直にバカにしてから、どうやって口説き落としたのか訊くと、アスモデウスは15年かかってただ愛を伝え続けたんだとバカ正直に答え、べリアルは聞いておいて鼻で笑った。

 

そしてべリアルは、母の腕に抱かれている子供が完全な人間なのかも訊ねた。

子供は普通の人間と変わらぬ方法で成長し、生活していて、お腹の中にいる第二子も魂の色で判断すれば完全な人間なのは間違いなかった。

この愛は異端
著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2018年3号

 

 

べリアルは邪険にされても訪ねた理由は明かさず、自慢で見せた美しい魂のよしのの写真をサラにも言われるまま見せ、両親がイタリアハネムーンで身篭ったことまで暴露した。

 

サラはべリアルに夫と同じ内面を感じ取ったのか、アスモデウスには人間としての証明書を取得させ、子供の将来にも影響しないようにさせたと明かし、死後は子供たちと離れて、夫に地獄へ連れて行かれて永遠の時を過ごすのだと言う。

それでも、夫といれば幸せだと笑顔を見せた。

この愛は異端
著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2018年3号

 

 

べリアルは彼女の話に何も言わず、子供には父親のことをどう話すのだと訊ねた。

それにアスモデウスは、成人した時に全てを打ち明けるつもりだと答えた。

 

 

べリアルは次にサタンが許してくれたことに話題を振ったが、もちろん何事もなく許されたわけじゃなく、半殺しにされてから半年かけて説得した上に、魂のコレクションを全部没収されたのだと聞き、青ざめた。

 

アスモデウスはわざとべリアルだけ呼んでいない結婚式の写真を見せてそろそろ帰ってもらおうとしたが、無視されてプロポーズ方法を訊かれた。

それにもハリー・ウィンストンの高い指輪を贈って普通にプロポーズしたと答える律儀なアスモデウス。

 

サラはべリアルがよしのに想いを伝えようとしているのを察し、人間相手なら人間らしい方法が一番喜ばれるとアドバイスした。

 

 

帰り際、アスモデウスはセーレがラファエルにやられ地獄で大人しくしていることを伝えた。

最後に囲っていた女はどうしたのかまた一方的に質問し、その答えを聞いて参考にしようと思ったべリアルが消える直前、サラは今度は奥様と一緒に、と告げ、完全に見抜いていることを伝えて送った。

この愛は異端
著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2018年3号

 

 

 

部屋に戻ると、よしのは契約のことを気にしつつもレポートの仕上げで忙しそうにしていて、返事はクリスマス後に持ち越されることになった。

よしのは彼がクリスマスプレゼントらしきものをポケットに隠し持っていることに気づいたがそれには触れず、レポートの手伝いを頼んだ。

 

彼はよしのがハリー・ウィンストンをどう思っているか気になって訊いたが、彼女はそれが何のことかさえ知らなかった。

この愛は異端
著者名:森山絵凪 引用元:ヤングアニマル嵐2018年3号

 

 

 

そして日本に着いていたラファエルは、よしのの両親に会い、あの悪魔から娘を救いましょうと自信満々に請け負っていた。

 

 

感想

この愛は、異端14話から16話でした。

べリアルも禁忌を犯してよしのに愛を伝える準備を整え始めたようですが、元上司のラファエルを乗り越えられるのか、そもそも助けてもらえるのか。

それにしても、魂と見た目が美しいが故に色んなものから命を狙われるなんて、割に合わなさすぎですね。

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