69話
尖った瓶の一撃を躱した谷。
右でカウンターを食らわせようとするが、洋子は瓶を捨ててスーツの襟を掴み、流れるように足を払って転ばせようとした。

谷も谷で片手で受身を取り、くるりと回転して着地を決め身軽さを披露する。
洋子は間髪入れずに死体から奪った銃を構え、谷に銃口を向けた。
谷は素早く距離を詰め、放たれた銃弾が彼の背中の上を通り過ぎていく。
お返しに下段の回し蹴りで洋子の足を払おうとするが、彼女も軽く飛んで躱し、再び銃口を向けた。
だが谷も流れるような動きで下段蹴りを二連続で繰り出し、顔面を吹き飛ばそうとする。
それを洋子は素早く立ち上がって蹴りで受け止めた。

谷が連続回し蹴りで体勢を崩した隙に、洋子は今度こそ銃弾をぶちこもうとした。
だが、引き金を引く直前で銃を蹴り上げられてしまった。
ここでようやく流れるような攻防が一旦止まった。
まだまだ余裕を残しているような口ぶりで、足を高々と上げ続ける谷。
洋子は三連続回し蹴りを簡単に放ったことに、内心驚いた。
谷の強さは本物だった。
だからこそ、谷を殺したいと思った。

追い込まれていた堂島姉妹は、今、機関部の奥まで追い込まれていた。
平組員は残らず射殺したのだが、多勢に無勢で銃弾が底を尽き、最早絶対絶命に思われた。
自慢のショットガンを持ったサングラスの幹部らしき男は、殺した後に死姦する予定なのも明かして怒りに打ち震える。
しかし、追い込まれているはずの姉妹は不適に微笑み返した。

マッシュルームカットのデブ幹部と戦っていたあやは、確実に追い込まれていた。
単純な戦闘力では劣っているわけではなかったが、最大の武器の刀が圧倒的な脂肪を切り裂けず、脂に塗れた刀がどんどん切れ味を落とし、まともな武器として使えない状態になっていた。

うまく戦えないことにイライラして呟いた一言を聞き逃さなかったデブは、デブの一言でまた逆鱗を刺激され、怒り狂った。
巨体に似合わず圧倒的なスピードで距離を詰め、あやを吹き飛ばす。
デブと言われれば怒るが、デブ体型を利用した必殺技に捕まってしまったあやは、妖怪の相手をしているような気分で肉に埋もれていった。

一方、処女を失ったばかりの霧子は、女医と電話で話していた。
そして、小夜子が組長に捕まってしまったことを知らされた。

女医は千歌たちだけでは心許ないと判断し、霧子にも救出隊に加わって欲しいと頼み、順次、他のメデューサにも要請するつもりだという。
霧子は特に驚きはしなかった。
なぜなら今、仁奈とエッチするのに神経を集中していたからだ。
しかも、膜を突き破られたばかりなのに、アクロバティックな角度で突き上げられるハードな体位でだった。

霧子が相手なだけで最高に気持ちよかった仁奈は、憧れの人が処女だったことで興奮度はマックス。
腰がガクガクで何度も射精していても萎えることを許さない霧子は激しく唇を貪って黙らせ、腰をグラインドさせて搾り取ろうとする。
そして、快感でぼーっとっする思考の中、千歌に貸しを作れるなら協力しようと思えた。

ただ、安全確実に小夜子を助けるなら、裏切りを宣言したばかりの仁奈を使わない手はなく、改めて組を抜けると言ったのは本当かどうか確かめた。
すると仁奈は、霧子の処女膜を破った自分のイチモツに誓い、本当だと答えた。
霧子は女医に折り返し、仁奈を使った作戦を伝えた。
再び女医から連絡を受けて話を聞いた千歌は、敵が一人裏切ったと聞かされても、そんな人間を俄かには信じられなかった。
とは言え他に確実な手は思いつかず、バイタルサインで小夜子はまだ生きていると分かっていても、拷問を受けている以上、まだがそう長く続くとは思えない。
結局霧子の作戦に乗ることに決めた千歌を見た美依那は、それほど小夜子に惚れているのかと思ったが、いわば殺人鬼モードの今の千歌は、昼の千歌を悲しませないためにやるだけだという。
それに、小夜子の作戦を成功させられなかったのは、自分の落ち度だと考えていた。
その頃水野から直々に拷問を受けていた小夜子は、アナルに何かの液体を注ぎ込まれていた。
100mm200mmと流し込んでいく水野は、尻の筋肉こそ人体の中で最も柔軟で重要で、体のバランスを保つのに必要な筋肉だと講釈を垂れる。

尻至上主義を宣言すると共に指をねじ込み、アナルの中だけでなく外側も十分に解した。
既にちょっとした腕くらいに勃起している巨根は天井を指し、小夜子のアナルを拡張する準備が整っていた。

救出隊の到着は間に合わず、小夜子は発したことのない悲鳴を上げた。
































