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44話 第4の男

後にナンバー4になる木根渕善は、2040年時には珍しい熱心な営業マンだった。

 

めんどくさい取引先の医者に頭を下げ、若い妻とのいちゃいちゃを見せつけられ、躾がなっていない我がまま放題の娘に呼び捨てにされても敬語を崩さなかった。

 

 

そんな夜は、良好な関係を築いている恋人を抱きまくったが精神的にはスッキリできなかった。

著者名:宵野コタロー 引用元:終末のハーレム7巻

 

 

彼女のミキは結婚を望んでいたが、現代っ子の彼は結婚に全く必要性を感じていなかった。

 

 

暇つぶし感覚の勤労に、用意された不満のない娯楽に、恋人との時間。

 

判で押したような生活だが抜け出す勇気もなく、時には後輩の適当な仕事の叱責を年下のムッチリ上司から浴びせられ、理不尽なムッチリお小言に苛立つこともあった。

著者名:宵野コタロー 引用元:終末のハーレム7巻

 

 

そんな日に限って、細胞硬化症とかいう聞いたこともない病気が発症して、5年のコールドスリープを余儀なくされてしまうのだった。

 

 

このタイミングで仕事も辞め、ついでに彼女にも振られるだろうと覚悟した。

 

しかし、タイミング最悪で彼女の妊娠が発覚したのだった。

著者名:宵野コタロー 引用元:終末のハーレム7巻

 

 

45話 それぞれの人間模様

2040年でもできれば結婚するのは自然な流れだった。

 

結婚直後でパパも夫も不在になるのは忍びないが、喜ぶミキの顔とウェディングドレス姿を見ていたら、善は気持ちが軽くなった。

著者名:宵野コタロー 引用元:終末のハーレム7巻

 

 

取引先の若奥様や躾のなっていない娘がそれぞれの思いで二人の幸せオーラを眺める中、女上司の出芽は泥棒猫オーラを出してワインを楽しんでいた。

 

 

そして新婚早々、コールドスリープに入る日が訪れた。

 

 

そこに意外にもお別れを言いにきたのが、いつもイライラさせられる小言ばかりの出芽だった。

 

意外にもか弱い女の部分をおチラ見せしながら挨拶し、いきなりキスをぶちかました。

著者名:宵野コタロー 引用元:終末のハーレム7巻

 

 

彼はふっくら厚い唇の感触と不安に襲われている妻の泣き顔に見送られて、長い眠りについた。

 

 

 

そして5年ぶりに起きたかと思えば野外の岩に拘束され、無理やり歩かされ、おでこに焼印を押し付けられ、最悪の寝起きを体験させられる。

 

進行宗教団体みたいな女性たちを率いていたのは、他でもない別れ際に可愛いところを見せてきた出芽だった。

 

 

更に衝撃的展開は続いた。

 

おもむろにローブをはだけた出芽はノーブラの爆乳をさらけ出し、乳首キスによる聖奴隷契約を交わさせようとしてきたのだ。

著者名:宵野コタロー 引用元:終末のハーレム7巻