ゴーゴンは褐色ラーメンマニア
今夜も芋Tシャツを着て、人間と一緒に夜間ウォーキングに励んでいたエルフ。
蛇が出ると言われる夜の口笛もなんのその、弓の名手が夜の住宅街で出会ったのは、ラーメン雑誌片手に道に迷っている眼鏡オタク風爆乳褐色女子だった。
語尾だけ癖がある外国人らしい彼女は、ラーメン屋が見つからず歩き疲れたというので、人間は親切に案内してあげ、ギリギリの店名の目的のお店に連れて行った。
野菜オンリーラーメンに期待を抱いている彼女とは、そこで別れた。
そして帰宅したエルフは、怠惰を誘うクッションに心奪われた。

それはそれとして、やはりどれだけ美味しい夕食が提供されてもポテト成分が足りないと泣くほど辛くなるエルフ。
そこで人間は万が一秘密でポテトを暴飲暴食されるのを防ぐため、明日をチートデイに定め、ポテト解禁日にしてあげた。
翌日、令和こそ芋の時代だとばかりにフライドポテトを堪能した帰り道、人間は野菜オンリーならと昨夜のラーメン店に立ち寄った。
そして、ラーメンジャンキーの愛叉と再会したのだった。

メニューは違えど一品に執着する者同士、エルフと愛叉は仲良くなれそうな感じかと思われたが、ポテバカのエルフはラーメンの良さを打ち消す食べ方を無意識にやってしまった。
すると、ラーメンを愛し愛された愛叉の感情が爆発し、恐ろしい正体を現した。
それが、レンゲを一瞬で石に変えてしまう能力を持つゴーゴンとの出会いだった。

分厚い眼鏡の下に隠されたエキゾチックな瞳。
蛇ではない、艶やかな黒髪。
ラーメンとポテトに狂う二人は、相容れることができるのか…
ゆるふわお姉さんか黒ギャルか
ベランダでアルウラネからもらった薔薇を育てている人間。
それにどうも白い斑点ができて元気がないようなので、自然の声を聞ける能力があるエルフが耳を傾けたところ、病気中だと判明。
と言うことで、酸芋甘芋Tシャツを着たエルフと一緒に、草花田の職場のアルウラ園へ。

すぐにうどんこ病だと見抜いたアルウラネの自然に優しい魔力により、あっという間に薔薇は完治して綺麗な花まで咲かせた。
素晴らしい力を使ったことによる弊害は、眠気に襲われること。
ともかく人間はお礼にコーヒー豆を渡し、一杯コーヒーブレイクになるのを見越してドリップセットまで持って来ていた。
苦いのがダメなエルフがミルクとシュガーをたっぷりぶち込んでいる横で、アルウラネは程良い酸味と微かな甘みを楽しんだ。
眠気覚ましになるコーヒーの蘊蓄をうんたらかんたら人間が得意気に垂れ始めたのはダイエット知識にもなっていいが、アルウラネのヘッドフラワーが食虫植物の真の姿を現した。
そして、草花田もコーヒーの成分により黒ギャルビッチに変わってしまった。

ノリで生きる黒ギャルに変わってしまった草花田は、舗装道を粉砕する威力で蔵馬みたいに植物攻撃を仕掛けた。
ハグするための食らったら死ねそうな攻撃はエルフの身体能力により回避できた人間だが、バトル漫画よろしく地中から背後に伸ばされた植物に気づかず、人間は絡め取られて宙吊りに。
ムチムチ黒ギャルはまた違う雰囲気で悪くないが、眉毛を露わにされてベイビーフェイスがバレた直江は草花田のストライクに入ってしまった。

果たして、人間はアルウラネの養分にされてしまうのか?
感想
エルフさんは痩せられない5巻でした。
面白度☆8 豪快度☆9
他にも、サウナと勘違いした異世界人たちが羞恥心なく全裸になるヨガ回や、犬と犬の感動的なエピソード等収録されていますし、コミック版は修正が解禁されます。
5巻はメロウの可愛さが発揮されて良かったですが、6巻からはもっとゴーゴンが絡んでくるのを期待します。



































