59話
ここで帰らせたんじゃあ男が廃る。
彼はしっかと抱きしめて愛を囁いた。
予想しなかった言葉に嬉し過ぎたルネは呆気にとられてから、ギュッと彼の服を掴み、嬉し涙を零し始めた。

彼は勇気の出なかった先日の怒鳴りを謝り、抱いても傍からいなくなってしまうことが怖かったのだと正直に話した。
苦笑いで自虐する彼にルネは首を横に振り、彼の負い目を減らそうと努めた。
おかげで彼ももう誤魔化さずに済み、スッキリした顔を向けると、ルネも大粒の涙を残したまま見つめ返した。

彼は今ここで童貞を捨て、一人の女を孕ませる覚悟を決めたのだ。
その気持ちを、シンプルな3文字で伝えた。
二人の初舞台は、ルネの宇宙船内。
宇宙空間にいるような内装かホログラムか、取りあえずパンツだけになって向かい合うと、これから最後まですると分かっているルネの恥ずかしさはまた一塩。

彼は変身しないでくれよと茶化しながら頼むと、ルネも頑張るぞいといった感じで気合を入れ、緊張感を解した。
ともあれ、焦らしてカッコつけて本番の場に臨んだ彼だが、今までと変わらずやりたいようにヤラせてもらうと前置きするや、瞬時に紐パンを脱がせてくるっと回転させベッドに寝転がした。
ここからは本当に、いつものゲスい彼に戻った。
腋を高速舐めでふやかしていくと、乳首に吸い付いて吸い上げながら、入り口辺りを手でくにくに解していく。
乳首からお腹に舌を這わせられてよがるルネも、クンニのお礼に根元まで咥え込み、愛に溢れたフェラでガン勃起に仕上げていく。

そうしてもう十分にルネの中がトロトロになったのを確認した彼は、いい顔で挿入の時だと促した。
しかしここに来て逆に怯えを見せたのはルネで、万が一の変身に心配が尽きない様子。
それでも覚悟が決まっている彼は、チン〇を失うよりもルネを失う覚悟が足りなかったのだと究極の愛を伝え、チン〇ごと体内に残す可能性も恐れていなかった。
だから股をぱっくり開かせたルネの中に、正常位で一気に突っ込んだのだった。
その頃ラネは母星の研究者か誰かと連絡を取り、地球人との性交中に変身解除が起こるのか否かについての報告を受けていた。
その結果を聞いたラネは、あの時のことに合点がいった。
この研究成果で賞賛されるべきは姉だと思ったラネは、監視モニタリングを止め、二人の一生の思い出は二人だけのものにしておいた。
そして一気に突っ込まれてパンパンピストンされていたルネは、彼への愛が溢れ出していた。

1年かけた期限ギリギリでやっと繋がれたルネは、やっぱり彼と離れたくない気持ちを我慢できなくなり、いやらしい音を立て、喘ぎながら我がままを言い出す。
すると彼は落ち着いて、スポポポン星人の子供が数年間は母星の空気を吸っていないと生きられない話を持ち出し、それくらいの時間なら待っていてやると男前に宥めた。
そしてラストのワンピストンをしっかり根元まで突き入れ、子宮に一番近い位置で中出し、思いっきり注ぎ込んだのだった。

下腹部に出されている感覚を味わったルネは、泣き笑いのような表情でビクビク震えた。
事後、着床したのが分かったルネは彼にお礼を伝え、彼は我が子が星の覇権を握ることを期待した。
僅かなピロートークの後、二人は数えきれないほどまぐわった。
それは今までの単なる前戯イカせ合いでは味わえなかった、幸せで濃密な時間だった…

そして最終回。
長い時間が経ち、彼はすっかり歳を取っておじさんになっていた…
感想
すんどめミルキーウェイ57話58話59話でした。
60話にて最終回と相成りました。
一般誌のギリギリエロを押し出してくれた素晴らしい作品でした。
しかも、マルチエンディングが別雑誌で公開されるということで、一度終わった後もまだ少し楽しめそうで期待が高まりますね。
https://www.kuroneko0920.com/archives/19680
https://www.kuroneko0920.com/archives/55878































