ギター
今日も今日とてハルを買いに来た千葉は、騎乗位させるだけで彼女をイカせていると勘違いしているクソマグロ。
ヤリながら本来だったら高3だなと思ったハルは、何か人生の目標を作るべく冒険してみようと思い、千葉に相談してみた。
すると千葉はさっそくイキるが、ハルの一睨みで生来のビビり陰キャ体質が炙り出された。

ともあれ冒険者は基本的に男だけの職業で、魔王率いるモンスター軍勢は人間の軍隊でも大して攻略できていないらしい。
そのため、強い冒険者はそれだけ実入りも良く、女でも冒険に出れないことはないが、幼少期から修行して回復術を使えるようになったシスターだけがパーティーに参加できるシステムで、今のハルには冒険で稼ぐのは物理的に不可能だった。
総括、現代っ子の知識や経験はこの世界ではさして役立たないということだった。
だから娼婦として頑張るしかないのだが、せめて若者らしく恋に明け暮れる青春を送ろうにも、スモーブのピュアな反応をもってしても、股を開くたびに心がすり減っていくだけだった。

そして相変わらずスモーブにハルとヤル勇気が出ない夜に彼女を買ったのは、癖強めの吟遊詩人だった。
SでもMでもなく、ただ全裸ハルにポーズを取らせてそれを見ながらギターみたいな楽器を爪弾くのが好きらしい男は、それで股間を膨れ上がらせた。
異様な性的嗜好を持つ彼には、現代っ子が知っているポージングが新鮮らしく、発狂せんばかりの興奮度合いで盛り上がっていく。

そして盛り上がり過ぎた彼はハルにギター的なものを持たせ、とにかく弾いてとおねだり。
偶然元カレの影響で一曲だけ弾けたハルが思い出し思い出しコードを奏でると、コードの概念を知らなかった彼は聴いたことない音に衝撃を受けたのだった。
その衝撃は股間へと伝わり、天を突き上げるそれを握り、ハルの演奏をオカズにオナニーし始める始末。

まさに変態。
全裸ギター女と、それをオカズに大して腕の無いシコる吟遊詩人。
だがオナニーで出されたら売り上げにならないので、ハルは騎乗位奏法を咄嗟に編み出したのだった。
そんな夜を経験してから、歌姫モードじゃない時はとにかく可愛いシクラソの恋バナを聞かされたら、久しぶりに女子会の楽しさを思い知るハルだった…

感想
JKハルは異世界で娼婦になった1巻でした。
面白度☆7 世知辛さ度☆9
剣と魔法の異世界モノだと分かればほぼ読む気がなくなりますが、無双できない女子の世知辛くて春を売るしかない日常モノは、割と新鮮に読めました。
徐々に見識と世界を広げていく様子と、スモーブの動向に期待が高まります。
https://www.kuroneko0920.com/archives/68457



































