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17話

戻ってきた優奈は躊躇なく男の後頭部に木の枝を振り下ろした。

 

助けられるとは思いもしなかった戸惑う瑠華を起こした優奈はすぐに逃げようとするが、男はしぶとく立ち上がってにじり寄り、おっ起たせたチン〇を早く突き入れたくて息を荒げる。

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ17話

 

 

そんな状況でも、優奈は冷静に逃げれる機会を狙っていた。

 

その時、レイ〇犯たちを咎める男性の声が林の中に轟いた。

 

 

犯罪者たちは捕まったら終わりだと思って焦り、その隙を突いて優奈は一目散に走った。

 

すると生殺し状態の男は境界なんて関係なく後輩たちに追えと指示するので、優奈はビーチまで振り返らずに走れと叫んだ。

 

直後、ガリ勉タイプらしく木の根に足を引っかけて転んでしまいそうになるが、今度は瑠華が腕を引いて助け、スピードを落とさずに走り続けた。

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ17話

 

 

そして無事にビーチまで着いたところで乱れる息を整えるが、男たちが追ってくる気配はなかった。

 

 

鼻血を拭った瑠華が改めてなんで助けに来たのか訊くと、優奈は逆になぜ助けてもらえないと思ったの?かと訊き返し、いくらセレブ妻の座を奪い合うライバルだとしても、レイ〇されそうなのを無視できるほど薄情ではないと言い返した。

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ17話

 

 

誰かと重ねて見ていたのを見透かされた瑠華は素直に認めるのが癪で、こっちの暴力親父と比べたら勉強が大事だと教えてくれた父親は恵まれていると皮肉った。

 

だから優奈も正直に、父には感謝と尊敬をしているが、3億もの借金を残して死に、人生どん底まで落としてくれた張本人でもあると打ち明けた。

 

もちろん親の借金なんて培った知識で背負わずに済む方法も分かっていたが、それはそれで父に悪い気がしてバカ正直に背負う辺り、優奈は逆にバカなファザコンだった。

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ17話

 

 

ついでに優奈は、瑠華の策略の証拠になる録音に上書きしてあの場に残してきたから、バカなのは甘んじて認めた。

 

助けを呼びに行ったわけじゃなく、適当な音声の動画をセットするために一旦離れただけで、だからすぐに戻って来れたのだ。

 

 

自分を敗退させようとした相手を助ける優奈のお人好し具合に、瑠華もさすがに毒気を抜かれて笑うしかなかった。

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ17話

 

 

雨降って地固まるようにゆっくり話す機会ができると、割と本質的に似ていると分かり、瑠華は借りを作りたくないと言い出し、五十嵐に真相を伝え誤解を解くと約束した。

 

もちろん自分が最下位にならないための用意もしてあった。

 

事前に今回のタマロワについて調べていた瑠華は、紛れ込んでいる3人の犯罪者のうち、殺人犯が誰かを突き止めているという。

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ17話

 

 

その情報を五十嵐に教えればさすがに感謝され、ランキングが好転するはずだった。

 

瑠華はこの切り札の情報で貸し借り無しにして、正々堂々と優奈より好かれると宣戦布告し、思わぬ友情を築いたのだった。

 

 

 

翌日、五十嵐が発表したランキングは優奈が最下位のままだった。

 

瑠華から何も聞いていないらしい五十嵐の様子に優奈はバカを見たと思ったが、そうではなかった。

 

 

運営の少年が説明するところによると、瑠華は今朝、遺体になって浜辺で発見されたという。

 

しかも、自ら命を絶った可能性が高いらしかった。

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ17話

 

 

感想

タマロワ15話16話17話でした。

最下位を脱するには五十嵐の誤解を解くしかないですから、映像の証拠は確実ですね。

ただ、瑠華が男たちを黙って見逃がすのかどうか、スマホからライブ配信でもしていて五十嵐が見せているなら別ですが。

新たな友情を育むパターンになってほっこりできたと思った矢先、報われない人生を閉じた瑠華が可哀想すぎてもう。

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